春日部市とは
春日部市は埼玉県の東部に位置する、人口約23万人の都市です。人口規模では埼玉県内で7番目の大きさになります。かつては日光街道の宿場町として栄えていました。現在でも国道4号線、新4号国道と国道16号が通り、東武伊勢崎線と東武野田線が交差する交通の要衝となっています。地理的にも関東平野のほぼ中央に位置し、東京都心部からは約35キロの距離。東武伊勢崎線を利用すれば東京方面に、東武野田線を使えばさいたま市に行くことも可能です。このため、これらの地域に通勤通学する人たちのベッドタウンとなっています。ベッドタウン化するにつれ人口も増えていきました。市内にはその受け皿となる学校も多く、甲子園に何度も出場し全国的に有名な春日部共栄高校もここにあります。
もうひとつ、春日部市を全国区にしたのは「クレヨンしんちゃん」です。同作品は春日部市が舞台とされており、市内のショッピングセンターなどもたびたび劇中に登場しています。こうした縁で劇中のキャラクターが春日部市のPRにも一役買っているのです。
春日部市の物件利用料の相場は？
春日部市内でのウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり2,000円から2,500円程度です。20㎡程度のワンルームもありますが、50㎡程度の1LDKや2LDKを選ぶこともできます。値段次第でこうした大きな部屋を借りることができるのは春日部市のウィークリーマンションやマンスリーマンションの大きな魅力です。
ウィークリーマンションやマンスリーマンションでも50㎡程度の部屋も選べることから、春日部市内はワンルームよりも比較的広めの物件が数多くあることがわかります。広めの部屋をひとりで使用するか、家族で使用するような使い方がおすすめです。また、定員も4名から6名程度あることから仲間同士で借りると一人当たりの利用料が軽減できます。
春日部市のアクセス・交通事情は？
鉄道は東武鉄道の伊勢崎線と野田線があります。市内の主な駅は春日部駅で他に伊勢崎線の駅が4駅、野田線が4駅です。伊勢崎線を使って浅草駅まで特急で約35分、野田線を利用して大宮駅までが急行で約15分となります。
春日部市は高速バスも東京やさいたま市からの帰宅向けに路線があります。深夜急行バス「ミッドナイトアロー春日部」は東京駅を発車して約90分で春日部駅まで到着です。また、「ミッドナイトアロー岩槻・春日部」は大宮駅から春日部駅までを約40分で結んでいます。
路線バスは春日部駅を中心として、イオンモール春日部前線、関宿中央ターミナル線、境車庫線といった路線が各方面に延びています。
春日部市内には高速道路のインターチェンジはありません。高速道路を利用する場合には、西隣の岩槻市にある東北自動車道の岩槻インターが最寄りのインターです。東京の八重洲インターまでが約40分、さいたま市の浦和南インターまで約20分の所要時間となっています。なお、東埼玉道路が市内で計画中です。この道路は一部で供用開始されているものの、春日部市内の区間は今のところ計画中となっています。
幹線道路としては、日光街道や奥州街道とも呼ばれる国道4号線、新4号国道、国道16号線といった路線が走っています。いずれもバイパス化され、大規模な幹線道路です。
春日部市の各エリア情報
駅前地区(粕壁、中央地区)
東武鉄道春日部駅を中心とした地域。春日部市になる前に同名の粕壁町があった地域です。駅を中心にバスターミナルをはじめ商業地域が広がっています。春日部市役所や春日部市立医療センターもこの地域です。春日部駅は東武伊勢崎線と野田線が交差する駅。春日部市の中心であるとともに両線沿線の中心地でもあります。
小渕地区
春日部駅から北方に位置する地域。国道16号線の東京環状道路が通っています。東武伊勢崎線の北春日部駅が最寄り駅です。UR春日部小渕団地もあることから人口の多いエリアでもあります。梅原病院も小渕地区です。一方、国道16号線と奥州街道である国道4号線の結節点でもあることから交通の要衝ともなっています。
武里地区
春日部駅からみると南方に位置する地域。UR武里団地があり、この地域の中核をなしています。最寄り駅は越谷市に所在する東部伊勢崎線のせんげん台駅です。こうした大規模団地はスーパーマーケット、東部春日部病院のような医療機関、さらには小中学校や公園などの生活利便施設のほとんどがそろっています。
