上尾市とは
上尾市は埼玉県の東部に位置する、人口約23万人の都市です。人口規模では埼玉県内では8番目の大きさになります。東京都心からの距離は約35キロです。上尾市周辺はかつて中山道の宿場町として栄えていました。内陸部に位置する埼玉県の中で上尾市はほぼ平坦な地形で起伏があまりありません。山岳地帯はおろか丘陵地のような場所もないのです。これは農業には最適であり、かつて上尾市の産業は農業中心でした。ですがこうした平坦な地形は都市化にも向いています。高度経済成長期には多くの団地や商業施設が建設されました。こうした結果、人口上昇率が全国でもトップクラスだったこともあります。上尾市は交通の便もよく、住みやすいまちとして評判です。埼玉県は全体として子育て支援が充実していますが、上尾市は地域子育て支援拠点が市内13か所、さらに公園や体育館などの施設が多くあります。さらには起伏が少ないことから土砂崩れなどの災害が少ないまちです。
上尾市の物件利用料の相場は?
上尾市内でのウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり2,000円から2,500円程度です。20㎡程度のワンルームもありますが、それよりも少し大きめの26㎡程度の部屋もあります。この広さであれば、単身ならば十分な広さです。定員は2名なので工夫次第では複数人の使用もできます。上尾市の土地柄から考えると、観光目的よりもビジネス目的や就学目的でウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが多くなります。
上尾市のアクセス・交通事情は?
鉄道はJR高崎線と埼玉新都市交通「ニューシャトル」が通っています。市内の中心駅はJR上尾駅です。JR高崎線の駅は上尾駅と北上尾駅があり、東京方面への通勤通学には高崎線がよく使われています。東京駅への所要時間は約1時間、大宮駅へは約20分です。ニューシャトルは大宮駅と伊奈町を結ぶ路線で市の東側を通っています。原市地区では主要な交通手段です。原市駅と沼南駅があり、原市駅から大宮駅への所要時間は約20分となっています。
上尾市は高速バスもあります。「ミッドナイトアロー大宮〜鴻巣線」が上尾駅と北上尾駅に停車します。大宮からの所要時間は約20分です。ただし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一時的に運休しています。
路線バスは上尾駅を中心として、朝日交通、東武バスウエストなど複数のバス事業者が展開しています。西上尾第一団地行、リハビリセンター行、県民活動総合センター行のように多くの方向へ路線が延びているのです。
上尾市内には高速道路のインターチェンジはありません。高速道路を利用する場合には、南隣のさいたま市にある新都心西インターや浦和北インターが最寄りのインターです。東京の八重洲インターまでが約40分の所要時間となっています。なお、新大宮道路が市内で計画中です。上尾市内では仮称ながらも上尾北出入口と上尾南出入口が予定されています。
幹線道路としては、国道16号線、国道17号線といった路線が走っています。いずれもバイパス化され、大規模な幹線道路です。特に国道17号線は通称「上尾道路」とも呼ばれ、市内でも主要な道路に位置づけられています。
上尾市の各エリア情報
上尾地区
上尾駅を中心とする地域。古くから上尾市の中心で、市の主要施設である市役所や医療施設である上尾中央総合病院や藤村病院もこの地域に位置しています。上尾駅もあり、路線バス網の起点でもあることから市内でも最も商業施設が集中している地域です。宿泊施設や東京方面へ通勤している人向けのマンションもこの地域には多くみられます。
原市地区
市の東部に位置する地域。ニューシャトルが通っており、上尾駅を経由せずともさいたま市方面に出ることができます。埼玉県立武道館やアイスアリーナなどがある上尾運動公園もこの地域です。国道16号線と国道17号線も近くを走っていることから、交通利便性の高い地域となっています。
大石・大谷地区
市の南部でさいたま市と接している地域。上尾中央第二病院が所在しています。その特徴は西上尾第一団地、同第二団地といった大規模な団地があることです。こうした団地が所在することから人口も多く、また、スーパーマーケットのような生活関連の店舗も数多くあります。国道17号線、通称上尾道路が縦断していることから、交通利便性も高い地域です。