練馬区とは
練馬区は東京都特別区の北西部に位置する区で、その人口は約75万人です。練馬区は東京都特別区、通称東京23区の中で最も遅くに成立した区。つまり23番目の区なのです。1947年に板橋区から分離して発足しました。こうした経緯で成立した練馬区の区内は多くが閑静な住宅地です。区内には多くの団地や分譲住宅が点在し、都心部や通勤する人たちのベッドタウンとなっています。こうした団地の開発が区内の人口を増やしていきました。近年は都営大江戸線や副都心線の開業も相次いでおり、マンションの建設もさかんに行われています。住宅地としてとても人気が高く、75万人という人口も世田谷区に次いで23区で二番目に多い数字です。
練馬区は緑の多い区としても知られています。その典型的な例は公園の数です。その数なんと600か所以上。光が丘公園や石神井公園といった大規模な都立公園から、街角の小さな公園まで多くの公園があり、木々が育てられています。こうした良好な居住環境が整えられているのも、練馬区の人気が高い理由のひとつです。
練馬区の物件利用料の相場は？
練馬区内でも中心部のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり3,500円程度です。ワンルームが中心で広さは20㎡程度の物件となります。中には1日あたりの物件利用料が5,000円を超えるような物件もあるのが練馬区です。それだけ人気が高いことが考えられます。その一方で練馬区内でもやや郊外の物件の物件利用料は2,500円程度です。練馬区内は都心への利便性の高い地域。長期出張の拠点として優れています。練馬区のウィークリーマンションやマンスリーマンションにはこうしたビジネスユースが考えられるのです。
練馬区のアクセス・交通事情は？
鉄道について、区内の中心駅は西武池袋線の練馬駅です。区内では西武鉄道が多く走っています。池袋線、西武有楽町線、豊島線、新宿線などです。池袋線、西武有楽町線は東京メトロ有楽町線や副都心線と接続されています。さらに副都心線は東急東横線や横浜高速鉄道みなとみらい線ともつながっているので多くの場所へのアクセス可能です。練馬駅から池袋駅までは約7分の距離となっています。
地下鉄は東京メトロ有楽町線と副都心線、都営大江戸線です。ただし有楽町線と副都心線は区内で同一の線路を利用しています。地下鉄赤塚駅から池袋駅までは約12分です。都営大江戸線は区内の光が丘駅が終着駅となっています。その光が丘駅から新宿駅まで約25分です。
路線バスは西武バス、都営バス、国際興業バスといった官民のバス事業者が多くの方向へ運行しています。光が丘駅から成増駅方面、練馬駅から新宿駅西口方面、練馬車庫から池袋東口方面などが代表例です。
高速バスは練馬区役所前や石神井公園駅前から発着しています。その行先は羽田空港や関東の諸都市、遠くは新潟や名古屋までもが範囲です。練馬区から羽田空港までが約1時間30分、練馬区から群馬の草津までが約4時間となっています。
練馬区の高速道路には関越自動車の練馬インター、東京外環自動車道の大泉インターがあります。大泉インターから首都高速の八重洲出入口まで35分程度の所要時間です。
練馬区の各エリア情報
練馬駅地区
区内の主要駅である練馬駅周辺のエリアです。行政の中心である練馬区役所もこのエリアにあります。医療機関として所在するのが東海病院、練馬休日急患診療所などです。主要駅前であることから、駅ビルにスーパーがあるなど商業施設が揃っています。練馬駅前は生活のしやすいエリアです。
光が丘地区
光が丘駅を中心とした地区。大規模な住宅団地が造成されており、光ヶ丘団地・光が丘パークタウンもこの地区にあります。四季にあわせた公園があり、周辺は緑豊かです。練馬光が丘病院もこの周辺にあります。光が丘駅は都営大江戸線の始発・終着駅であることから、通勤に便利です。このため、都心部へ通勤する人のベッドタウンとなっています。
石神井公園周辺
石神井公園駅周辺のエリアです。緑と水が豊かな石神井公園が近くにあります。歩いて行ける距離にこれだけ大きな公園があるのは大きなメリットです。公園の周辺にはグラウンドなどのスポーツができる施設も整っており、居住環境は申し分ないエリアといえます。練馬高野台病院もこの周辺です。
