八王子市とは
八王子市は東京都の西部に位置する、人口約58万人の都市です。八王子市は東京23区を除くと、都内でもっとも人口の多い都市となります。東京都西部では中核的な役割を担っているのです。かつて市内は織物のまちとして栄えており、百貨店も軒を連ねていました。今ではこうしたことはなくなったものの、代わりに大学のまちとしても知られています。中央大学や法政大学といった名だたる大学がキャンパスを構えているのです。市内で学ぶ学生は実に11万人。立派な大学都市でもあるのです。
八王子市は新宿駅まで中央線で最短で40分を切る距離です。十分に通勤圏であることから、ベッドタウンとしても開発されました。有名なのは多摩ニュータウン。近隣の町田市や稲城市にもまたがる日本最大規模のニュータウンです。これ以外にも多くの開発が行なわれ、八王子市の発展に一役買っています。
八王子市で有名な場所といえば、高尾山です。手軽に登れることから都内や関東地方からも登山者が訪れます。京王高尾山線という高尾山行きの鉄道路線もあるくらいです。登山者数は2009年には260万人を突破、世界一の登山者数を誇ります。
このように、八王子市は生活、観光の両面で存在感を放っています。
八王子市の物件利用料の相場は？
八王子市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり1,500円から2,000円程度です。広さは20㎡程度のワンルームが中心となっています。八王子市内でのこうしたウィークリーマンションやマンスリーマンションはビジネスユースで利用することが可能です。八王子市は東京の西の拠点であり、多くの企業が支店や営業所を持っています。これらへ長期出張や単身赴任する際にウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられるのです。また、大学都市でもある八王子市。授業のある期間だけ借りるというスタイルも想定できます。
八王子市のアクセス・交通事情は？
最初は鉄道について。市の中心的な駅はJR八王子駅です。JRは中央本線、横浜線、八高線が通っています。八王子駅から新宿駅までは約35分、東京駅までの所要時間は中央特快で50分程度です。横浜線は八王子産の織物を横浜港へ運ぶのが目的だった路線。八王子駅から横浜駅まで約1時間です。
私鉄は京王電鉄が京王本線、京王高尾線、京王相模原線を持っています。京王八王子駅から京王新宿駅まで特急で約40分の距離です。京王高尾線は高尾山行きの路線、京王相模原線はリニア新幹線の駅ができる予定の相模原市の橋本駅までの路線です。
八王子市にはモノレールも走っています。多摩都市モノレールがそれで、通称多摩モノレールです。沿線の駅名も中央大学・明星大学駅、大塚・帝京大学駅といった大学名になっている駅もあります。中央大学・明星大学駅から多摩センター駅までの所要時間は6分です。このほか、観光路線として高尾登山電鉄がケーブルカーを運行しています。
八王子市発着の高速バスは新宿発の高速バスが停車するため、長野方面や大阪、香川方面に行くことができます。バスタ新宿までだと約1時間15分、大阪駅までが約7時間です。
八王子市内の路線バスは市域が広いこともあり、多くのバス会社が多方面に走っています。バス事業者は西東京バス、京王電鉄バス、京王バス、神奈川中央交通などが代表的です。八王子駅北口からだと、日野駅、宇津木台方面、東海大学八王子病院方面などがあります。
八王子市は高速道路としては、中央自動車道と圏央道があります。首都高速の八重洲出入口まで約40分です。
八王子市の各エリア情報
八王子駅周辺
JR八王子駅や京王八王子駅がある地区です。清智会記念病院もこの地区にあります。複数の駅、バスターミナル、大型店舗などがあり、生活、交通の拠点です。JR八王子駅北側には地下街も発達しています。
多摩ニュータウン
市の南西部から隣接する稲城市、多摩市に広がるエリアです。八王子市では多摩モノレール沿線がそれにあたります。多摩市になりますが、東京都立多摩南部地域病院が代表的な病院です。なだらかな丘陵地に計画的に開発された団地で、居住環境のよい場所となっています。
北野地区
京王電鉄北野駅を中心としたエリアです。北野駅は京王本線と京王高尾線が分岐する駅で乗降客も増加を続けています。北野台病院も北野駅が最寄り駅です。駅前にはバスターミナルもあり、市内でも重要な地区となっています。
