立川市とは
立川市は東京都の多摩地域中部に位置する、人口約18万人の都市です。現在では多摩地域の商業地の中心的な位置を担っています。
そんな立川市も古くは甲州街道の一宿場町に過ぎませんでした。街道のほかは特に特徴のない場所だったのです。それが鉄道、現在の中央本線が開通したことによって様相が変わりました。あっという間に複数の旧国鉄路線が通り、西武鉄道が開通したことによって一気に立川市は発展したのです。敷地に余裕があったことも有利に働いています。立川市には飛行場があり、その周辺は広大な未利用地があったのです。こうした場所に昭和記念公園などの公園、立川市役所をはじめとする行政の拠点などが集約されました。
行政拠点は市の施設にとどまりません。立川市には警察や消防の災害用の拠点があるのです。ハイパーレスキューなどの拠点も市内にあります。東京に災害が発生した場合には立川市が拠点となるよう整備されているのです。
かつては八王子にあった多摩地域の商業中心地は現在立川市に移っています。これも飛行場の再開発によるもの。ファーレ立川はじめ複合商業施設がいくつもあることも強みです。複数の鉄道路線が交差し、商業集積性の高い立川市。しばらくその地位を保つことが予想されます。
立川市の物件利用料の相場は?
立川市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり2,000円から2,500円程度です。広さはワンルームマンション相当の20㎡ほどが中心となります。立川駅周辺の物件は人気で、立川駅まで徒歩5分程度の物件だと1日あたり3,000円を超える物件も。立川市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのはまずビジネスユースです。立川市を拠点にすれば多摩地域の他のエリアへの移動もスムーズにできます。多摩地域へ長期出張や単身赴任する際にウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられるのです。利便性や物件利用料など多様性に富んでいる立川市のウィークリーマンションやマンスリーマンション。利用者にとっても選択の幅が広がり、使いやすい物件がそろっています。
立川市のアクセス・交通事情は?
市の中心駅はJR立川駅です。立川駅は中央本線、青梅線、南武線と3路線が乗り入れ、さらに多摩モノレールの駅まであります。店舗も集積しており、文字通りの立川市の玄関口です。
JRは先ほどお話しした3路線が走っています。その中でも立川駅と東京都心部とを結んでいる主力路線が中央本線です。立川駅から新宿駅まで中央特快で約25分、東京駅までが40分となっています。
JR以外では西武鉄道が拝島線を走らせています。玉川上水駅から西武新宿駅まで乗り換えを含めて約50分です。このほか、多摩モノレールが市内を南北に走っています。
立川市発着の高速バスは羽田空港をはじめ、長野方面、静岡方面へ走っています。立川駅前から羽田空港までは時間帯によるものの、1時間から1時間30分ほどです。
立川市内の路線バスは立川バス、西武バス、京王電鉄バス、西東京バスなどが中心になって運行されています。代表的な路線は福生市方面、小平市方面、日野市方面、青梅市方面などです。
立川市は高速道路のインターはありません。市の南方を中央自動車道が通っており、国立府中インター、八王子インターが最寄りのインターです。国立府中インターから首都高速の八重洲出入口まで35分ほどかかります。
立川市の各エリア情報
立川駅周辺
JR立川駅の周辺です。立川駅は3つの路線が乗り入れ、さらに多摩モノレールの駅もある多摩地域最大のターミナル駅。立川相互病院もこのエリアです。駅前はビルや複合商業施設が建ち並んでいますが、少し歩けば賃貸マンションやアパートもみられます。鉄道での移動を前提とすると、立川駅周辺はとても住みやすいエリアなのです。
西国立駅周辺
JR南武線の西国立駅周辺です。国立と名前はついているものの、国立市との境界にあるわけではありません。駅の敷地も国立市境からずいぶんと立川市に入っています。ただ、周辺の雰囲気は文教都市として知られる国立市と遜色ありません。立川病院がこのエリアになります。
玉川上水駅周辺
西武拝島線の玉川上水駅周辺です。立川駅からみると北側に位置します。住宅地が広がっており、駅付近にあるのが立川柏町団地です。市外ではありますが、東京都立東大和療育センターといった大規模な医療施設もあります。駅周辺の住宅地をみると、幅員はやや狭いものの、区画整然とした住宅地です。