日野市とは
日野市は東京都の多摩地域の南部に位置する、人口約19万人の都市です。日野市はかつて甲州街道の宿場町として栄えていました。今でも国道20号線は通称甲州街道と呼ばれ、かつての甲州街道に沿って走っています。市内には多摩モノレールの甲州街道駅があるくらい、今でも甲州街道という街道は生きているのです。
そんな日野市は有名な企業の企業城下町です。それは日野自動車。日野市の名前を冠する、トラックやバスなどの商用車のメーカーです。トラックの販売台数では日本一であり、バスも製造していることから、多くの人がそれとは知らずに日野自動車の生産したバスに乗車しています。
日野市の地勢は低地、台地、丘陵地に大別されます。低地には農地が広がり、台地には工場が建ち並び、丘陵地は森林でした。これが昭和初期までの日野市の風景です。昭和中盤から平成にかけて日野市はいくつもの住宅団地が開発されました。低地、台地、丘陵地のいずれも住宅地に変貌し、市内は住宅のまちとなりました。今でも東京都区部や八王子に通勤する人が多く住んでいます。
日野自動車のおひざ元である日野市。今でも関連企業を含め、いくつもの企業が市内にあります。日野自動車を中心に、東京のベッドタウンとしても日野市は当面の間、発展していくことでしょう。
日野市の物件利用料の相場は?
日野市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり1,500円から2,000円程度です。広さは15㎡から20㎡程度のワンルームが中心となっています。日野市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのはまずビジネスユースです。日野市は日野自動車のおひざ元。関連する多くの企業が拠点を構えています。これらの企業へ長期出張や単身赴任する際にウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが市内では考えられるのです。東京都区部から通うことを考える場合、日野市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションを借りるほうが時間やコストを考えると有利とも考えられます。賃料も東京都区部よりも割安です。利用者にとっても使いやすい物件がそろっています。
日野市のアクセス・交通事情は?
市の中心駅はJR中央本線の日野駅です。ただし、利用客数がもっとも多いのは高幡不動駅となっています。日野駅から新宿駅までは約30分、東京駅までは約45分です。この所要時間は南多摩地域から都心部方面としては短いもので、都心部への通勤通学も十分に可能となっています。JR中央本線の駅は先ほどの日野駅のほか、豊田駅があります。
私鉄は京王電鉄が京王線を走らせています。市内の高幡不動駅から京王新宿駅まで約30分とJRとの時間競争にも負けてはいません。このほか、京王電鉄は動物園線も走らせています。このほか、日野市には多摩モノレールも通っています。市内にあるのは高幡不動駅をはじめ5駅です。
日野市発着の高速バスは中央自動車道の日野バス停から利用することができます。中央自動車道沿いの山梨県、長野県、遠くは愛知まで行くことが可能です。所要時間は松本市まで約3時間です。反対方向のバスタ新宿まで約30分で到着します。
日野市内の路線バスは京王バスなどが中心になって運行されています。八王子駅方面、分倍河原駅方面などが代表的です。
日野市は高速道路のインターはありません。東京方面なら中央自動車道の国立インター、山梨方面なら八王子インターを利用します。国立インターから首都高速の八重洲出入口まで約35分の道のりです。
日野市の各エリア情報
日野駅周辺
JR中央本線の日野駅を中心としたエリアです。日野市役所の最寄り駅となっています。花輪病院もこの周辺です。古くからの日野の中心であり、日野宿の本陣や日野市出身者が多い新選組の記念館などもあります。古いまちとはいえ、甲州街道のバイパスが近くを通るなど利便性も良好です。
高幡不動駅周辺
京王線と多摩モノレールの乗換駅がある高幡不動駅を中心としたエリアです。乗換駅であるため、乗降客数が市内でももっとも多い駅でもあります。日野市グレイス病院の最寄り駅もこの駅です。駅の南側に整備された区画があるほかは、昔ながらの幅員の狭い街路が広がっています。
豊田駅周辺
JR中央本線の豊田駅の周辺です。比較的新しく開発されたこともあり、付近は区画整然とした街路が多くみられます。大型のショッピングモールもあり、若い世代に人気のまちです。日野市立病院もこの周辺になります。