茅ヶ崎市は神奈川県のほぼ中部、湘南エリアでもほぼ真ん中に位置する都市です。その人口は約24万人。神奈川県では7番目の人口規模を誇ります。茅ヶ崎市は東京や横浜への通勤圏に位置し、それらの都市のベッドタウンとしての機能も果たしてきました。このため人口も着実に増えています。それは人口がピークになると予想されていた2020年を超えても人口増加を続けているのです。茅ヶ崎市の地勢は海岸周辺が平坦地、他は緩やかな丘陵地になります。
茅ヶ崎市の人気は利便性だけでなく、その知名度やブランド力にも秘密があります。それは「湘南」というキーワードです。湘南は観光地としても人気が高く、多くの楽曲にも地名が使われてきました。加山雄三、サザンオールスターズ、湘南乃風といった各世代の有名アーティストも繰り返し湘南エリアの歌を歌っています。そんな湘南エリアの真ん中にある茅ヶ崎市、人気が出ないはずがありません。ベッドタウンとしても、観光地としても人気の茅ヶ崎市。風光明媚でイメージのよい茅ヶ崎市に住みたい人は後を絶たないのです。
茅ヶ崎市の物件利用料の相場は?
茅ヶ崎市の賃料相場をみていきましょう。
茅ヶ崎市内でのウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり1,700円から2,500円程度です。広さは20㎡程度のワンルームが中心です。JR茅ヶ崎駅から徒歩圏など利便性の高いエリアの物件利用料は高めに設定されています。茅ヶ崎市の特徴は、市の中心部だけでなく、市南部の沿岸部にもウィークリーマンションやマンスリーマンションがあることも特徴です。茅ヶ崎市内でのビジネスユースはもちろんですが、観光やレジャーの拠点としてウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することも考えられます。
茅ヶ崎市のアクセス・交通事情は?
まずは鉄道です。茅ヶ崎市にはJR東海道線が走っており、茅ヶ崎駅が置かれています。この駅が市内の中心駅です。この他、茅ヶ崎駅から相模線が分岐しており、北茅ヶ崎駅、香川駅があります。相模線は相模原市の橋本駅までの路線。橋本駅はリニア新幹線の駅が設置予定であり、今後発展が期待される場所です。そんな地域と直通できる相模線が走っているのは茅ヶ崎市の大きな魅力となっています。茅ヶ崎駅から東京までは上野東京ラインや湘南新宿ラインを使って約60分、横浜駅までは約30分です。
高速バスはバスタ新宿との間に「深夜急行バス平塚線」が通っています。東京駅から茅ヶ崎駅前まで約2時間です。現在は新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため当面の間運休しています。
路線バスは神奈川中央交通、通称「神奈中バス」が市内を縦横に走っています。主な路線は湘南ライフタウン方面、室田方面、小谷方面などです。路線バスの起点はJR茅ヶ崎駅北口が多くなっています。
有料道路は新湘南バイパスが走っており、茅ヶ崎中央インター、茅ヶ崎西インター、茅ヶ崎海岸インターが市内にあります。茅ヶ崎中央インターから東京インターまでは約60分、横浜の保土ヶ谷インターまでは約30分です。
茅ヶ崎市の各エリア情報
茅ヶ崎地区
JR茅ヶ崎駅を中心とした地区です。まちの玄関口でもあり、駅を中心に商業地域が形成されています。駅の南北にそれぞれ市街地が形成されており、市役所も駅から徒歩圏です。このほか、ビジネスホテル、ウィークリーマンションやマンスリーマンションもみられます。市立の美術館もこのエリアにあり、市内の政治・経済・文化の中心です。茅ヶ崎市立病院もこのエリアに位置します。
茅ヶ崎海岸地区
湘南の海岸としてイメージされるエリアです。「サザンビーチ」と呼ばれる海水浴場、歌にも歌われる烏帽子岩といった観光スポットが多くあります。海岸沿いには複数のゴルフ場や野球場もあり、比較的平坦な土地です。東側の藤沢市から西の平塚市にかけては国道134号線沿いに公園なども多くみられます。夏は観光客でにぎわうのはもちろんですが、冬場でも比較的温暖なので冬場でも観光客が後を絶ちません。
松林地区
茅ヶ崎市東部、藤沢市とも接しているエリアです。このエリアは茅ヶ崎地区と藤沢市にはさまれたエリアであるものの、その利便性の高さや適度な丘陵地であることから閑静な住宅地が広がっています。小和田、赤松といった地区が人気です。隣の藤沢市になりますが、市境に湘南藤沢徳洲会病院があります。