秦野市とは
秦野市は神奈川県の中西部に位置する、人口約16万人の都市です。秦野市は丹沢山地のふもとに位置し、市内の中心は盆地にあります。丹沢山地に連なる市内の半分は森林に覆われる緑豊かな都市です。
秦野市は元々森林と農地が多く残る都市でした。今でも小麦とそばの生産は県内一位です。そんな秦野市が変わったのは東名高速道路のインターができてからのこと。東名高速道路秦野中井インターが1981年に開業しました。これによって利便性は大きく向上。人口が増えるとともに利便性に着目して工業団地も建設され、市内の工業化が加速します。こうしてできた工業団地には日立製作所、京セラなどが拠点を構えるようになりました。さらに新東名高速道路の新秦野インターも完成します。東名高速道路と並行して走っているとはいえ、面積のせまい市町村で東名高速道路と新東名高速道路のインターができるのは珍しいことです。新秦野インターの完成によって複数の高速道路を利用することができ、秦野市の利便性はさらに向上しました。
高速道路も完成し、さらなる工業団地も計画されています。交通網に恵まれた秦野市はさらに発展することになるでしょう。
秦野市の物件利用料の相場は?
秦野市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり1,500円から2,000円程度です。広さの中心は15㎡から20㎡のワンルームマンション程度。秦野市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのはまずビジネスユースです。秦野市は工業団地が多く、さまざまなジャンルの企業が拠点を構えています。これらの企業へ長期出張や単身赴任する際にウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられるのです。また、市内ではないものの、周辺には東海大学をはじめとした大学も点在しています。こうした学生が授業の期間だけ借りるといったスタイルも可能です。秦野市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションはこのようにさまざまな目的で利用することができます。
秦野市のアクセス・交通事情は?
市の中心駅は小田急小田原線の秦野駅です。小田原線は新宿駅から小田原駅を結ぶ路線。神奈川県中央部を通過する小田急の基幹路線です。秦野駅は市内で唯一のロマンスカー停車駅で、朝の特急は特に人気があります。秦野駅から新宿駅までは約29分、反対方向の小田原駅まで最短約15分です。
秦野市発着の高速バスは、東は東京、西は鳥取までと広い範囲をカバーしています。秦野駅前を出発して東京駅まで約1時間30分です。高速道路のインターがあるため、こうした距離のある地方へも路線があることができます。
秦野市内の路線バスは神奈川中央交通が中心になって運行されています。平塚駅方面や東海大学方面などが代表的です。
秦野市は高速道路としては、東名高速道路秦野中井インター、新東名高速の新秦野インターがあります。さらには厚木秦野道路が計画中です。秦野中井インターから東京インターまで約30分の道のりです。秦野市にとって高速道路は物流や工業の生命線となっています。
秦野市の各エリア情報
秦野駅周辺
小田急小田原線秦野駅周辺の地域です。駅前の商業地らしく、中高層のビルが建ち並んでいます。八木病院もこの周辺です。南口には比較的範囲が広い駅前の商業地があります。北側も駅前広場等が整備されているものの、北側には水無川が流れており、川によって駅北側の商業地は制限を受けているのです。
渋沢駅周辺
小田原線渋沢駅前周辺です。渋沢内科クリニックの最寄り駅でもあります。南北に駅前広場も整備されました。駅前の近隣商業地域も駅の規模を考えると多いほうでしょう。駅の北側には幹線道路も走っており、秦野市の中心のひとつとしても機能することが期待できます。この駅よりも西側は丘陵地となり、さらに川にも隔てられていることから市街地は隣町とは連続していません。
落合地区
246号線のバイパスが通る地区です。山の上には国立病院機構神奈川病院があります。この神奈川病院まではアップダウンが激しい場所です。バイパスを中心として若干のロードサイド店舗があるほかは、住宅地が広がっています。この地区は秦野市内でも東側にあたり、伊勢原市との市境に近い立地です。東側のほうが高く峠のようになっていることから伊勢原市の市街地とは分断されています。