桜木町駅とは
桜木町駅は横浜市中区に所在する駅です。地上部分を走るJR桜木町駅、地下には市営地下鉄ブルーラインが通る地下鉄桜木町駅があります。一日の利用者はJRが乗車人数約6万人、地下鉄は乗降客が約3万人です。
桜木町駅の開業は1872年、明治5年のこと。桜木町駅は、日本初の鉄道が新橋と横浜間に開業した時の横浜駅がその前身。その後、名称が変更され桜木町駅となったものの、桜木町駅は日本で初めて設置された駅のひとつなのです。
そんな由緒正しい桜木町駅はJRでは根岸線、京浜東北線、横浜線などの路線、地下鉄ではブルーラインが乗り入れています。乗り換えなしで東京方面や新横浜駅にも移動できること、横浜駅や関内駅といった店舗や企業が集中しているエリアに隣接していること、さらにはみなとみらい地区の入り口でもあることから、多くの利用客を誇っています。みなとみらい線が開業した際には乗降客数が減少したものの、ヨコハマエアキャビンが開業するなどその地位は揺らいでいません。
横浜駅と関内駅にはさまれているものの、桜木町駅はみなとみらい地区の玄関口のひとつとして今日も健在です。ペデストリアンデッキが整備され、アクセスが強化されるなど、設備投資も随時行われています。しばらくの間、桜木町駅の地位が変わることはないでしょう。
桜木町駅の物件利用料の相場は？
桜木町駅周辺のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり2,000円から3,000円程度です。広さは15㎡から20㎡程度のワンルームが中心となっています。主要な駅や繁華街に近いこともあって広い部屋や複数の部屋を有する物件は少なめです。桜木町駅周辺でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのはまずはビジネスユース。桜木町駅は横浜駅まで1駅、東京駅まででも乗り換えなしで到着できます。さらに八王子方面にも横浜線経由で移動できることから、都内や関東圏への移動が非常にしやすい立地なのです。もちろんビジネスだけでなく、観光の拠点としても利用できます。主要駅の隣の駅だからこその利便性を桜木町駅周辺の物件は備えているのです。
桜木町駅のアクセス・交通事情は？
まずはJRからみていきます。京浜東北線・根岸線があります。桜木町駅から横浜駅まで3分、東京駅まで横浜駅で乗り換えると40分程度、乗り換えなしでは45分ほどです。反対方向の大船駅まで30分の距離。次に横浜線です。新幹線停車駅の新横浜駅まで利用されることが多い路線です。桜木町駅から新横浜駅まで17分となっています。
市営地下鉄ではブルーラインが桜木町駅を通っています。横浜駅まで4分、新横浜駅までで15分となっています。このほか、ヨコハマエアキャビンの桜木町駅があり、運河パーク駅間を結んでいます。
高速道路は首都高速が桜木町駅至近を走っています。横羽線みなどみらい出入口が駅のすぐ北側にあるのです。みなとみらい出入口から八重洲出入口まで約40分となっています。
路線バスは駅の東側にバスターミナルを備えています。横浜市営バス、京浜急行バス、神奈川中央交通などが中心です。横浜シンボルタワーなどの観光地方面や大船駅、東戸塚駅方面などが多く走っています。
高速バス網は羽田空港や河口湖方面の便があります。桜木町駅から羽田空港までは30分ほどです。
桜木町駅の各エリア情報
桜木町周辺
駅名の由来でもある桜木町の周辺です。桜木町は駅の東側一帯が該当します。かつては海面だったところを埋め立てて駅とまちがつくられました。横浜市救急医療情報センターも駅ビルに入居しています。桜木町は歌の歌詞にもたびたび登場し、横浜のシンボルのひとつです。
花咲町周辺
花咲町は駅の北西方向にあたる場所です。桜木町駅の北西方向は横浜駅の方向であり、横浜駅から延びる繁華街の一部を構成しています。このような立地条件があるため、駅から距離があっても繁華街が続いているのです。そんな中にあるのが亀田病院です。亀田病院は桜木町駅から少々離れた場所に位置しています。
野毛町周辺
桜木町駅からみると西側にあり、駅西口の先が野毛町です。野毛町は江戸時代以前から陸地だった場所。桜木町駅よりも少々標高も高くなっています。野毛町周辺も繁華街が続いていますが、古くから開発されたため、ひとつひとつの敷地が狭いエリアです。雑居ビルなども目立ち、コロナ禍以前は夜を中心に多くの人でにぎわっていました。
