長野市とは
長野市は長野県の北部、北信地方に位置する人口約37万人の都市です。長野県の県庁所在地でもあります。長野市は数ある県庁所在地の中でもっとも標高の高い県庁所在地でその標高は約370mです。山々に囲まれた盆地に位置する長野市ならではの現象といえます。
こうした立地条件のため、冬場は寒く、積雪もあります。市街地からすぐの場所にもスキー場も点在するくらいです。1998年には冬季オリンピックも開催されました。オリンピックの競技が可能なくらい、雪のコンディションもよい場所です。
盆地に位置する長野市は山々に囲まれています。有名な山としては飯縄山や妻女山といったところです。こうした山々を縫うように犀川や千曲川が流れています。これらの川の中に発達したのが川中島です。長野市にはこのように有名な河川や地名が数多く残されています。
そもそも長野市は善光寺の門前町として発達しました。今でも善光寺は長野市のシンボルとして君臨しています。多くの参拝客も集まるため、市内でも有数の観光地でもあるのです。善光寺周辺には古い街道も通っており、かつては長野市の中心であったことがうかがえます。善光寺以外にも戸隠神社、飯縄神社、戸隠スキー場などが著名な観光地です。
自然豊かな長野市。ソバの生産もさかんです。それが名物の信州そばとして食卓にあがります。このほか、モモやリンゴの産地です。県庁所在地の中でも自然に囲まれた長野市は他の都市と比較しても独特の雰囲気に包まれています。
長野市の物件利用料の相場は?
長野市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり1,500円から2,500円程度です。広さは15㎡から20㎡程度のワンルームが中心となっています。ただし、長野市は市の規模に反して数多くの物件があります。中には複数人が使用する前提の大型物件もあるのです。長野市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのは観光でしょう。長野市は新幹線で来られるようになったとはいえ、まだまだ首都圏や関西圏から訪れるには時間がかかります。観光やスキーなどのウインタースポーツのために長期間滞在することも考えられるのです。また、往復に時間がかかることから長期出張のためにウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられます。長野市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションはこのようにさまざまな目的で利用することが可能です。
長野市のアクセス・交通事情は?
長野市の中心的な駅はJRや長野電鉄が乗り入れる長野駅です。長野駅には新幹線も停車することから首都圏や北陸方面からの玄関口でもあります。長野新幹線で長野駅から東京駅まで1時間30分の道のりです。JRの在来線で主要な路線は篠ノ井線でしょう。塩尻駅方面に延びるこの路線は塩尻駅から中央本線を経由して東京や名古屋とつながっています。これらの路線を経由して長野駅から新宿駅まで約4時間です。このほか、高崎方面を結ぶ信越本線や飯山線があります。
JR長野駅に隣接しているのが長野電鉄の長野駅です。北東の須坂市方面に向かうこの路線は長野駅から湯田中駅までを1時間10分で結んでいます。市内にはこのほかにしなの鉄道が運行中です。
路線バスは長電バス、アルピコ交通が中心です。市内では長野駅から市役所を経由して保科温泉を結ぶ路線などが代表的。長野駅は周辺市町村の玄関口でもあるため、北志賀高原、斑尾高原方面へのバスも発着しています。
高速バスは関東方面から名古屋、関西方面を中心に結んでいます。代表例として長野駅前からバスタ新宿まで約5時間です。
高速道路は上信越自動車道が利用可能です。インターチェンジは市内にはありません。須坂市内にある長野インターから八重洲出入口まで約2時間50分となっています。
長野市の各エリア情報
長野駅周辺
長野市だけでなく、周辺の市町村の玄関口でもある長野駅周辺です。周辺の中心都市らしく、多くの店舗、ビジネスビル、ホテルなどが建ち並んでいます。長野電鉄はこの長野駅が始発です。東口に東口病院、善光寺口に小林病院もあります。
善光寺周辺
長野駅から北部に位置する善光寺の周辺です。仁王門からの仲見世通りはかつての門前町の風情を漂わせ、参拝客や観光客でにぎわっています。北国街道をはじめ古い街道がいくつも残っていることから、かつては交通結節点であったことがわかります。善光寺周辺には多くの文化施設もあり、その代表例が県立美術館、動物園、城山公園などです。繁田医院もこの周辺にあります。
本郷駅周辺
長野電鉄の本郷駅周辺です。長野駅からは東部に位置します。周辺には長野県立大学、県立長野高校、長野女子高校といった教育施設が多くあり、さながら文教地区です。北野病院もこの周辺にあります。古くからの住宅地で道路幅員はやや狭い道路も残っているエリアです。