岐阜県岐阜市は?
岐阜県岐阜市は、県の中南部、濃尾平野の北端に位置する市で、人口399,130人(令和6年度1月)。岐阜県の県庁所在地および県内人口最多の市で、中核市に指定されています。交通拠点となる岐阜駅はJR東海道線の主要駅で、名鉄(名古屋鉄道)の岐阜駅も隣接しています。名古屋へは最短21分でアクセス可能。鉄道・バスなど交通利便性高く、駅前は高層マンションや夜遅くまで営業するスーパー、レストランといった商業施設が点在する岐阜県の政治・経済・文化の中心地です。1988年開催の「ぎふ中部未来博」が話題を呼び、さまざまな分野のイベント・コンベンションが、エリア内で同時に開催できる大型複合施設群「世界イベント村」が建設されました。近年では国際交流も積極的に行われています。市内北部には山林地帯、南部には商業市街地が広がる自然と都市とが共存する地域です。
岐阜市はいくつもの川が流れる「水の街」で、水運を活かした商業地として発展しました。市内を北東から南西に流れる一級河川「長良川」は、日本三大清流として名高く「名水百選」に選定されました。長良川では、アユやアマゴを中心とする内水面漁業(河川漁業・養殖業)が行われています。また1,300年以上の歴史を誇る長良川の鵜飼は、毎年5月から10月中旬まで実施され、繫忙期の納涼鵜飼は、夏の風物詩として老若男女集う恒例の行事です。皇室と鵜飼の歴史は古く,長良川の鵜匠は尾張徳川家の保護を受け存続しました。御料鵜飼として皇室の保護のもとに為され、鵜匠達により捕獲された鮎は皇居に納められます。また、風土を活かした「岐阜堤灯」、「岐阜和傘」、「岐阜うちわ」などの伝統的工芸品。「カステラ鮎菓子」や「枝豆まんじゅう」など岐阜市ならではの名産品が多くの人に親しまれています。
岐阜市の歴史は古く、市内各地で旧石器・縄文・弥生時代の古墳や遺物・遺跡が発掘されており、居住の歴史は遥か以前であることがわかります。室町時代には、市の南東部が土岐氏の拠点として栄え、京都の公家や文化人の社交場として華めきを見せました。その後、「斎藤道三」や「織田信長」が治めた「岐阜城」の城下町として繁栄し、江戸時代には中山道の宿場町として賑わいました。
“祈願だるまのお寺”として知られる「大龍寺」、「御嶽神社茅萱宮」、「岐阜公園」、問屋町として江戸時代から栄えた「川原町」、岐阜城が鎮座する「金華山」など、岐阜県岐阜市は、歴史資源や自然景観に恵まれた、伝統と大地の恵みが融合する美しい街です。
また、「長良川全国花火大会」は日本最大級の花火大会として知られ、打ち上げ数は約3万発。夏の一大イベントとして例年、多くの観光客が訪れます。長良川の美しい景観と岐阜城を背景に、夏の宵に咲き誇る豪華絢爛な花火は、岐阜の夜空を華やかに彩ります。
岐阜県岐阜市の物件利用料の相場は?
岐阜市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は一日あたり2800円から3000円程度です。広さは25㎡から31㎡の幅広く選べるワンルームが中心となっており、2LDKの部屋もあります。
市街地の中心に位置する、岐阜市の主要駅「岐阜駅」には、JRすべての電車が停車します。岐阜駅から名古屋駅までは各停で28分、快速や特急では21分で移動可能です。また中部国際空港へは特急専用列車で乗り換えなくアクセス可能な、交通利便性に優れた立地です。豊富なバス路線により、バス移動もスムーズです。出張や単身赴任、旅行、観光と、多岐にわたりウィークリーマンションやマンスリーマンションの需要が多い地域です。駅前の商店街には多くの商店が建ち並び、買い物にも最適です。旅行で訪れた際には、スペースが広くユニット内で調理可能な、コンドミニアム形式のウィークリーマンションやマンスリーマンションのニーズが拡大しています。家賃相場も比較的安いので、部屋をセレクトする幅も広がります。
岐阜市のアクセス・交通事情は?
岐阜県岐阜市には鉄道駅が14駅あり、中心駅である「岐阜駅」は、東海道本線と、岐阜駅を起点とする高山本線が乗り入れる分岐駅です。
【東海旅客鉄道(JR東海)】『東海道本線』岐阜駅/西岐阜駅(熱海駅~米原駅)の全駅(84駅)『高山本線』岐阜駅/長森駅(岐阜駅~猪谷駅)の全駅(36駅) 【日本貨物鉄道(JR貨物)】『東海道本線』岐阜貨物ターミナル駅 【名古屋鉄道(名鉄)】『名古屋本線』茶所駅/加納駅/名鉄岐阜駅 全駅(60駅)『各務原線』名鉄岐阜駅/田神駅/細畑駅/切通駅/手力駅/高田橋駅 全駅(18駅)『竹鼻線』柳津駅 全駅(9駅) 【ぎふ金華山ロープウェー】山麓駅/山頂駅
岐阜駅から、電車の路線がない北側方面を中心に岐阜バスが頻繁に運行しており、バス停は岐阜駅前の北側ロータリーに集中しています。
【岐阜バス】【岐阜市コミュニティバス】【名阪近鉄バス/柳津町とその周辺のみ】岐阜市のバス停(バス停留所)471ヵ所
岐阜県内を通る高速道路【名神高速道路】【中央自動車道】【東海北陸自動車道】【東海環状自動車道】【中部縦貫自動車道/高規格幹線道路】 岐阜市内のインターチェンジ・パーキングエリアは、各1か所設置。【岐阜三輪SIC】【岐阜三輪PA】岐阜駅近くの高速道路施設【岐阜各務原IC】(東海北陸自動車道)【川島PA】(東海北陸自動車道)【一宮木曽川IC】(東海北陸自動車道)
岐阜市の各エリア情報
(JR岐阜駅周辺/玉宮町・柳ヶ瀬商店街エリア)
JR岐阜駅の北側、名鉄岐阜駅の西地域にある玉宮町は、400店舗以上の飲食店が建ち並ぶ岐阜市内屈指の繁華街エリアです。連日多くの人で賑わいを見せ、活気溢れるネオン街です。JR岐阜駅や名鉄岐阜駅から徒歩数分とアクセスも良く、和食、中華、イタリアンなど多彩なジャンルの飲食店が軒を連ね、多くの観光客で盛況しています。岐阜の郷土料理やご当地グルメ、地酒を楽しむことが出来る店が集結する、食通唸らせるエリアです。JR岐阜駅から北へ徒歩10分ほどの柳ケ瀬商店街は、老舗の和菓子屋や古くから愛される食堂などに加え、ハイセンスな飲食店や雑貨屋も点在するニューレトロな雰囲気が愛されています。ライフスタイルマーケット「SUNDAY BUILDING MARKET」が毎月第3日曜日に開かれ、遠方からの来客で賑わいを見せます。また、金華山、岐阜公園、岐阜城、長良川など、自然と歴史が堪能できるスポットも多い行楽地です。エリア内にそびえたつJR岐阜駅のランドマーク「岐阜シティ・タワー43」は、医療福祉施設や商業施設、住居を伴う複合型タワーとして、中部圏一の高さを誇る岐阜市の新シンボルです。地域住民の生活をサポートし、暮らしやすい地域づくりに貢献しています。多世代が集う「安心・安全・楽しい」ホスピタリティ溢れる岐阜のメインタウンです。
(岐阜大学周辺エリア)
県道78号線(岐阜大野線)や幹線道路が通り、道路沿いには数多くの飲食店や店舗が点在しています。岐阜大学周辺には大型ショッピングモール「マーサ21」があり、食料品やアパレルショップ、レストラン、ボウリング、家電量販店など何でも揃う、エリア内で日常生活のすべてが完結するミニマルワールドです。また岐阜の中心街である岐阜駅エリアまでは、バスで30分と、便利な立地です。大学北側には山々が連なり、伊自良川や鳥羽川など河川が流れ、田畑風景広がるのどかで落ち着いた環境です。
(JR西岐阜駅周辺エリア)
名古屋へは乗り換え無しで約20分とアクセスしやすく、名古屋への通勤・通学エリアです。教育施設や総合病院、県立図書館などの公共施設、公園が充実しており、高齢者には優しく、子育てにも適した生活しやすい環境です。また岐阜市科学館・岐阜県美術館など文化施設もあり、市域の自然環境や文化、歴史や科学、社会を学べる地域のクリエイティブ産業の発展を支える地域です。
(大智寺周辺/北野エリア)
岐阜市の北東部に位置する山県北野は、樹林・河川・農地に囲まれ、里山の自然を今に残す緑豊かな地域です。北野の中央を流れる石田川上流部や樹林は、流域からの豊富な湧き水で自然環境に恵まれた湿地帯が広がります。様々な生物が生息し、「岐阜市少年自然の家」や「岐阜ファミリーパーク」といった自然・生物とのふれあい体験ができる施設も充実しています。秋の彼岸会には、「大智寺」得月池の周りに約5000本の彼岸花が一斉に花開き、得月池を赤く彩ります。市松模様の苔庭に、春は桜、夏は紫陽花、秋は彼岸花に紅葉、冬は椿と、四季折々の草花が堪能できるスポットです。咲き誇る花々が季節の移ろいを感じさせ、訪れる人を美しい景色が出迎えてくれます。