富士市とは
静岡県富士市は県東部に位置する人口約24万人の都市です。この周辺の地域は富士山の南側という意味で岳南地域とも呼ばれます。富士市はその標高差が特徴のひとつです。駿河湾に面しているため、標高0ｍの場所もあります。その一方で富士山の9合目も市域です。9合目の標高は約3,400m。このため、標高差が3,000m以上ある珍しい市なのです。
その名が示す通り、富士市は富士山と切っても切れない関係です。富士山の映像や写真は富士市内で撮られたものも多くあります。富士川と富士山が映る映像は特に有名です。
産業も富士山とかかわっています。富士山の南側に市域が広がっているため、南側の斜面が多いのです。こうした日当たり良好な斜面を利用してお茶の栽培がおこなわれています。新幹線の車窓からでもこうした茶畑を見ることが可能です。また、富士市は富士山からの伏流水がとても豊富。こうした良質な水を利用して製紙業がさかんです。製紙業全体はペーパーレス化の影響を受けて需要は減少傾向ですが、脱プラスチックの影響で需要が増えている分野もあります。このほか、スズキ、ヤマハ、ホンダといった自動車やバイク関連の企業も拠点を置いています。このように富士市は人口規模に比較して工業がさかんなまちなのです。
富士市の物件利用料の相場は？
富士市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり2,000円程度です。広さは25㎡から40㎡程度の比較的広めの物件が多くあります。富士市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのはまずビジネスユースです。富士市は工業団地がさかんで、製紙業や化学繊維産業の企業などが拠点を構えています。これらの企業へ長期出張や単身赴任する際にウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられるのです。また、富士山や箱根を長期間にわたって観光する拠点としても富士市は最適な場所といえます。富士市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションはこのようにさまざまな目的で利用することができるのです。
富士市のアクセス・交通事情は？
市内でもっとも利用客が多いのは富士駅です。このほか新幹線が停車する新富士駅もあります。新富士駅は東海道本線やほかの路線とはつながっていません。新富士駅から東京駅までの所要時間は1時間10分です。
JRの在来線は東海道本線と身延線です。東海道本線の富士駅から東京駅まで三島で新幹線に乗り換えて約1時間40分、在来線だと約2時間20分かかります。身延線は富士市から山梨県の甲府駅までの路線。富士駅から甲府駅まで特急利用で1時間40分、在来線利用で2時間20分です。
JR以外の在来線は市内に岳南電車があります。岳南電車は吉原駅から岳南江尾駅を結ぶ路線です。両駅間は約20分の所要時間です。
富士市発着の高速バスは東名高速道路の高速富士バス停から東京・神奈川方面や京都・大阪方面に発着しています。東名富士バス停から東京駅まで約2時間30分です。
富士市内の路線バスは吉原中央駅前のバスターミナルを中心に展開しています。市内で運行しているのは富士急静岡バス、富士急シティバス、山梨交通などです。市内をはじめ多方面に展開していますが、富士駅と吉原中央駅間が代表的なルートとなっています。
富士市は高速道路としては、東名高速道路、新東名高速道路があります。東名高速の富士インターから東京インターまで約1時間20分の道のりです。このほか、有料道路として西富士道路があります。
富士市の各エリア情報
富士駅前
JR富士駅周辺のエリアです。中央公園クリニックもこの周辺にあります。駅前は広場も整備されました。富士市の玄関口としてふさわしい施設となっています。駅前広場は整備されました。駅前の商店街はほかの地方都市と同様に空洞化の懸念もありますが、有志が挽回策を模索中です。一方、駅の北側には大規模な工場もあり、駅の南北で性格が異なっています。
吉原本町駅周辺
岳南鉄道線の吉原本町駅周辺です。駅の周辺は旧来の既成市街地で下町の風情がただよっています。幅員の狭い道路が連なり、再開発も待たれるところです。聖霊富士病院もこの周辺にあります。駅から少々離れた西側の幹線道路にはロードサイド店舗が多数あってにぎわっています。
富士川駅周辺
JR富士川駅周辺のエリアです。富士川駅は富士川の西側に位置し、富士市の中心部から西側に少々離れています。共立蒲原総合病院も富士川駅の周辺です。駅の近くには国道1号線のバイパスもあり、多くの車が行きかっています。
