愛知県豊橋市は？
愛知県豊橋市は県南東部に位置し、静岡県と隣接する人口約37万人の市です。南は太平洋、西は三河湾に面しており、山と海に囲まれた自然豊かな地域で、温暖な気候と都市の利便性を兼ね備えた人気の中核都市です。鉄道はJR東海道新幹線・東海道本線・飯田線・名古屋鉄道名古屋本線・豊橋鉄道渥美線・東田本線が通り、東京と大阪の中間地点に位置する東西南北どこにでもアクセスが良い好立地の環境です。また、全国でも数少ない路面電車が市民の足として親しまれ、環境に優しい乗り物として注目を浴びています。豊川用水の水と穏やかな気候に恵まれた豊橋市は、露地野菜や果物、稲作栽培が盛んな地域で、全国有数の農業地帯です。日本を代表する畜産王国としても知られ、特に養鶏・養鶉が盛んで、国内トップクラスの飼育羽数を有しています。工業では、昭和30年後半から三河港の重要港湾指定として工業地帯の整備が進み、造船や機械、自動車、電気、化学繊維などの産業が発展。明海地区では「フォルクスワーゲングループジャパン」の本社も進出し、自動車メーカーの輸出入拠点となりました。特に輸入車においては台数・金額とも日本一を維持し、輸入車の2台に1台は三河港から陸揚げされたものと言われています。江戸時代には吉田藩の城下町、吉田宿の宿場町、豊川水運で栄えた豊橋市(旧吉田)は、東海道五十三次三十三番目の宿駅、日本橋から歩いて三河に入る最初の宿場町・湊町として賑わいを見せました。現在でも街のシンボルとして親しまれている「吉田城」や、現存する旧東海道の宿場「二川宿本陣」では、生きた歴史を体感できます。豊橋の前身である吉田の町は、古くは穂国（ほのくに）、鎌倉時代には今橋として知られ、東西を結ぶ交通の要衝として栄えていました。豊橋市の伝統工芸品である「豊橋筆」は高級筆として名高く、伝統文化として450年余の歴史を持つ手筒花火や千年余受け継がれている豊橋鬼祭などが脈々と継承され、観光面でも一躍を担っています。また、豊橋ちくわ、菜めし田楽、三河つくだ煮、濱納豆などの伝統の食文化に加え、最近では、新たなご当地グルメ「豊橋カレーうどん」が人気です。ウミガメの産卵地やサーフィンのメッカとして有名な伊古部海岸や表浜海岸、葦毛湿原、石巻山など、美しい自然を満喫できるスポットが数多く点在する豊橋市には、例年多くの観光客が訪れます。文教施設やレジャースポット、公園も多く、総合動植物公園、自然史博物館、豊橋公園、高師緑地公園、春には桜が満開になりランニングや散歩に最適な向山緑地など、憩いの場として多くの人に親しまれています。愛知県豊橋市は、雄大な自然と都会の便利さが共存する、穏やかな気候に恵まれた、住み心地の良い魅力あふれる街です。
愛知県豊橋市の物件利用料の相場は？
豊橋市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は一日あたり2300円から3600円程度です。広さは18㎡から、広い部屋では28㎡のワンルームが中心となっています。
豊橋市に位置する「豊橋駅」は、東海道新幹線「ひかり」「こだま」の停車駅で、JR東海道本線や名古屋鉄道が乗り入れるターミナル駅です。愛知県と静岡県の境界部に位置する豊橋市は、静岡へも移動しやすく、名古屋まで20～30分、東京や大阪にも約90分でアクセスできる交通利便性が高い地域です。通勤や通学にも便利な為、転勤や単身赴任でのウィークリーマンション・マンスリーマンションの需要が多いエリアです。また、学生さんのウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用も多く見られます。商業施設が豊富な豊橋駅周辺は「豊鉄バス」など便利な交通手段も充実しており、買い物や移動がしやすく、ご家族の転勤先としても安心して暮らせるエリアです。
豊橋市のアクセス・交通事情は？
豊橋市内の鉄道駅は30駅あり、主要駅となるのがターミナル駅「豊橋駅」です。静岡・名古屋・東京・大阪と各地にアクセスがスムーズで交通利便性に優れた駅です。また全国でも17都市19路線でしか運行されていない路面電車が走っています。
【ＪＲ東海道新幹線(ひかり：こだま)】豊橋駅(東京方面／新大阪方面) 豊橋→静岡(約43分) 豊橋→東京(ひかり／約1時間21分) 豊橋→名古屋経由→新大阪(約1時間21分)
【鉄道路線】「東海旅客鉄道」 東海道本線：(豊橋駅・二川駅)／飯田線：(豊橋駅・船町駅・下地駅) 「名古屋鉄道」名古屋本線：(豊橋駅) 「豊橋鉄道」渥美線：(新豊橋駅、他市内11駅) 「路面電車」東田本線：(豊橋駅から豊橋の中心部を経由して市東部の住宅地を運行)
【バス】「一般路線バス」(豊鉄バス／コミュニティバス東部東山線) 「高速バス」(東京駅八重洲口・TDL・TDS・池袋（サンシャインシティ）・横浜駅東口・練馬駅北口・中野駅・バスタ新宿・神戸市（三宮）・大阪市（USJ・梅田）・京都市（京都駅八条口）他停車)
【高速道路】「東名高速道路」(豊橋新城SIC（事業中）豊橋PA（下り名古屋方面行きのみ）)「浜松湖西豊橋道路」(計画中)東名高速道路・新東名高速道路引佐連絡路 三ヶ日JCTから三河港までを結ぶ予定の道路。
豊橋市の各エリア情報
(中央エリア)
豊橋市中央部は、豊橋駅を中心とした人気のエリアで、豊橋市役所や吉田城、美術博物館など、歴史や文化・教養を学び体感できる公共施設が点在する豊橋市の中心街です。また、緑あふれる都会のオアシス「まちなか広場」や、地元の食材を使ったフードエリア、気軽に立ち寄れる「豊橋市まちなか図書館」、「屋上農園」など魅力あふれる空間が融合する、食・健康・学をコンセプトにした複合施設「emCAMPUS」が2024.7月にオープンし、人気の新スポットとして多くの観光客が訪れます。新幹線が停車する「豊橋駅」はエリア内の主要駅で、名古屋鉄道で名古屋まで約50分、豊川や新城など長野方面へつながる飯田線、市内を走る路面電車、田原市へつながる渥美線など、複数の鉄道路線がある交通のアクセスが良い地域です。
(東側エリア)
豊橋市東部は、総合動植物公園や自然史博物館、野球やサッカーなどのスポーツ大会が行われる「岩田運動公園」、四季折々楽しめる東海の小尾瀬「葦毛湿原」など、自然の景観を活かしたレジャースポットが点在する、緑豊かな地域です。動物園と植物園、自然史博物館の3つの施設が楽しめる「のんほいパーク」や、プラネタリウム、世界の鉱物や鉱山・エネルギーなどが展示される「豊橋市地下資源館」、東海道五十三次の33番目の宿駅として旧宿場町の面影が色濃く残る「二川宿本陣資料館」など、歴史を感じながら観光や学びを楽しめる施設が揃っています。東部エリアは、市内線（路面電車）の電停が多く、JR二川駅を含む交通の便が良い地域です。豊橋駅へのアクセスも良好な為、多くの住宅地が展開しています。
(西側・三河港エリア)
豊橋市西部は、三河湾に隣接するエリア一帯です。日本随一の自動車輸入港湾として知られた三河湾は、国内外の自動車産業が輸出入の拠点として利用しています。ポートインフォメーションセンター「カモメリア」は、「三河港を知る・学ぶ・楽しむ」をテーマに平成17年に竣工しました。自動車運搬専用船・コンテナ船の模型の展示、ライブ映像コーナーなどもある体験型の複合施設です。また、展望室では三河港が一望でき、豊橋市の広大なベイエリアを堪能できます。各種スポーツ大会が行われる総合体育館や、救命救急センターを備えた市民病院も整備されています。
(南側・表浜海岸エリア)
「表浜海岸」近隣一帯に位置する豊橋市南部は、全国トップクラスの農業産出額を誇る野菜畑、住宅街が広がるのどかで住みやすい地域です。地元で採れた野菜は、どれもリーズナブルな価格帯で購入できます。また、太平洋に面している表浜海岸は、アカウミガメの産卵地としても知られています。豊橋鉄道渥美線が整備されており、豊橋駅へも比較的簡単に行ける利便性の良さが特長です。
