守口市とは
大阪府守口市は北河内地方にある人口約14万人の都市です。大阪市の北東に位置し、そのベッドタウンとして機能しています。ちょうど門真市を取り囲むような形状の市域です。
「守口」というと、守口大根や守口漬が有名です。ですが、実はこれらは守口市内ではほとんど生産されていません。守口大根や守口漬は現在だと愛知県の名産です。ただ、昔はこれらが生産されており、市名の由来のひとつとなっています。
現在の守口市はパナソニックの企業城下町のひとつ。市内にはパナソニック関連の事業所、社員向けの住宅、関連施設などが多くあります。こうした住民向けに多くあるのが商店街です。国内の商店街は全体的に衰退傾向ですが、ここ守口市の商店街は元気な商店街が多く残っています。
ここで守口市の特徴をひとつ。それは踏切がないです。もちろん、守口市は多くの鉄道路線が通っています。これらはすべて立体交差なのです。大阪府内で門真市と守口市だけがすべての路線で立体交差を実現しています。踏切による渋滞や事故がないことは市民生活の利便性や安全性の面で大きなメリットです。
最後に、守口市は小説家、文人とも縁の深い土地柄です。江戸川乱歩、司馬遼太郎といった人物も市内に住んだことがあります。特に江戸川乱歩の書斎は10年ほど前まで残っていました。
このように、単なる大阪のベッドタウンにとどまらない守口市。今後の発展にも注目していきましょう。
守口市の物件利用料の相場は?
守口市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり1,500円から2,000円程度です。広さは20㎡から25㎡程度のワンルームが中心。駅から徒歩数分の物件もあり、便利な物件が多くなっています。守口市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのはまずビジネスユースです。守口市の周辺には企業も多く、中には本店機能を備えている会社もあります。これらの企業へ長期出張や単身赴任する際にウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられるのです。また、守口市自体がベッドタウンであるように、関西圏の都市へのアクセスも良好です。周辺都市への拠点として守口市は抜群のロケーションを有しています。
守口市のアクセス・交通事情は?
守口市の中心駅は地下鉄谷町線などの大日駅と京阪本線の守口市駅です。京阪本線で守口市駅から淀屋橋駅まで約12分、反対の京都方面は三条駅まで約50分となっています。
地下鉄谷町線は大日駅から大阪市の中心部である東梅田駅まで約20分です。なお、守口市の場合は今里筋線も利用できます。さらに大日駅は大阪モノレールも利用可能です。大日駅から大阪空港駅までは約35分の所要時間となっています。
市内の路線バスは京阪バスや大阪シティバスが中心です。主な行先は寝屋川市駅やJR吹田駅方面、大阪駅や天満橋方面などです。
市内には近畿自動車道のインターと阪神高速の出入口があります。近畿自動車道の摂津南インターから阪神高速の梅田出入口まで約20分、阪神高速の守口出入口から梅田出入口まで約15分です。大阪市に近いこともあり、鉄道でも自動車でも時間をかけずに大阪市の中心部まで行くことができます。
守口市の各エリア情報
守口市駅周辺
京阪本線の守口市駅周辺です。駅は高架となっており東西に通り抜け可能となっています。そして守口市駅の西側にあるのが大阪メトロ谷町線の守口駅です。両路線の間には京街道が通り、守口市役所もあるなど、重要な機関や施設が多くあります。周辺にある医療機関は木股医院や守口けいじん会クリニックなどです。
大日駅前
谷町線の終点でもある大日駅周辺です。再開発によってイオンモール大日ができるなど、一気に周辺が整備されました。守口敬任会病院もこの周辺です。一方、駅の西部には浄水場、地下鉄の整備場などがあり大きな敷地を占めています。幹線道路とターミナル駅がある、いつでも人で賑わっているエリアです。
滝井駅前
京阪本線滝井駅の周辺です。この駅の周辺には関西医科大学総合医療センターがあり、救急救命センターも併設されています。このため、滝井駅西口は駅前商店街が発達し、中でも目立つのは調剤薬局です。一方、東口は店舗もまばらで駅のそばから住宅地が広がっています。駅の東西で違う顔を持つのがこの駅の特徴です。