東大阪市とは
東大阪市は大阪府の東部に位置する、人口約49万人の都市です。
市域の大半は平地、市の東部は生駒山地となっています。古くから多くの人が住んでいた土地で、飛鳥時代の遺跡もあるくらいです。飛鳥や奈良に都があった頃には大阪湾へ抜ける街道が通っていました。江戸時代には平坦な地勢と大阪へ近いことを活かし、木綿の産地として知られています。
現在の東大阪市は日本でも有数の中小企業の集積地です。これは江戸時代の木綿の生産加工技術が基礎となっています。木綿自体は市内では廃れてしまったものの、残された技術が現在の東大阪市を支えているのです。面積あたりの工場の割合は全国1位、政令指定都市を除くと工場の数も全国1位となっています。マグロの養殖で有名な近畿大学も市内でキャンパスを構えています。東大阪市は技術を追求する機関や工場が多いのです。
東大阪市で特筆すべきなのは花園ラグビー場です。花園中央公園にあるラグビー場はラグビーの聖地と呼ばれています。日本でもワールドカップが開催されたほど、近年ラグビーに対する関心は高まってきました。聖地である花園ラグビー場も人気のスポットです。市内にはラグビーチームもあります。
中小企業とラグビーのまち、東大阪市。その今後の発展にも期待ができます。
東大阪市の物件利用料の相場は?
東大阪市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり1,500円から2,000円程度です。広さは15㎡から20㎡程度のワンルームが中心となります。東大阪市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのはまずビジネスユースです。東大阪市は中小企業のまち。これらの企業へ長期出張や単身赴任する際にウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられるのです。東大阪市は鉄道が縦横に走っており、交通利便性の高いまちとなっています。いずれの物件も駅から徒歩圏であり、利用者にとっても使いやすい物件がそろっているのです。
東大阪市のアクセス・交通事情は?
市の中心駅は特定できないものの、乗降客数では近鉄の布施駅がトップです。その布施駅は近鉄大阪線と奈良線の分岐点にあります。布施駅から大阪難波駅まで約10分です。このほか市内には近鉄けいはんな線が走っています。けいはんな線は大阪メトロ中央線と接続しており、乗り換え不要で大阪市内まで行くことが可能です。東大阪市役所の最寄り駅の荒本駅から御堂筋線の乗り換えができる本町駅まで約15分の道のりとなっています。
JRは学研都市線とも呼ばれる片町線とおおさか東線を走らせています。JR河内永和駅から新大阪駅まで約20分です。おおさか東線が新大阪駅まで開通したのは2019年のこと。比較的新しい路線です。
先ほどご紹介した大阪メトロ中央線も市内に高井田駅など2駅があります。
東大阪市発着の高速バスは東京や名古屋、伊丹空港などへ運行されています。東京駅までが約9時間、伊丹空港までが約30分です。
東大阪市内の路線バスは近鉄バス、大阪シティバス、大阪バスが運行中です。主な経由地や行先は花園、四条畷、東大阪病院などです。
東大阪市は高速道路としては、市内に近畿自動車道と阪神高速があります。近畿自動車道の東大阪南インターから東名高速の東京インターまで6時間30分ほどの道のりです。また、阪神高速の水走出入口から梅田出入口まで20分ほどかかります。
東大阪市の各エリア情報
布施駅周辺
近鉄布施駅を中心とした地区です。布施駅は市の西部にありながら、市内では最大の乗降客数を誇ります。駅の周辺は商業地であり特に北西は歓楽街です。近年は再開発も進み、駅北側を中心にマンションも建ち並んでいます。牧野病院もこの周辺です。
荒本駅周辺
近鉄けいはんな線荒本駅を中心とした地区です。東大阪市役所や大阪府立中央図書館もあり、行政や文化施設も多くある地区となっています。布施駅周辺が商業の中心だとするおと、荒本駅周辺は行政と文化の中心です。幹線道路上には阪神高速が走り、その出入口も近くにあります。河内総合病院もこの荒本駅周辺です。
瓢箪山駅周辺
近鉄奈良線の瓢箪山駅を中心とした地区です。瓢箪山駅周辺は旧枚岡市の中心部。この名残で今でも多くの官公署があります。駅前はアーケード付きの商店街となっていますが、実はこの道路は国道なのです。国道にアーケードがかけられているのは日本でも2か所しかありません。渡辺病院も駅の南側にあります。