尼崎市とは
尼崎市は兵庫県の南東部に位置する、人口約46万人の都市です。関西地方の主要都市である大阪市と神戸市の間に位置し、人口も神戸市、姫路市、西宮市に次いで県下第四位となっています。
尼崎市は大阪市と接しており、尼崎市は大阪市と市境を接する唯一の大阪府以外の都市です。このため、大阪市とのつながりが強く、市外局番も大阪市と同じ06です。鉄道や道路などの交通網も大阪市を中心として発展しているため、大阪市へのアクセスが良好な状態となっています。
大阪市のベッドタウンとしても尼崎市は機能しています。ところが大阪市への通勤率は一般的なベッドタウンと異なり、低い水準にとどまっているのです。その理由のひとつとして、市内に多くの企業、工場があることがあげられます。尼崎市は大阪市から神戸市にかけての阪神工業地帯の一角です。こうした市内の職場に働きに出ている人も多いことから、大阪市への通勤率が低くなっています。
このように、尼崎市はベッドタウンと工業都市の両面の顔を持っているのです。
尼崎市の物件利用料の相場は？
尼崎市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり2,000円から2,500円程度です。少し駅から離れると1日あたり1,500円ほどの物件がある反面、駅に近い物件では3,000円を超える物件もあります。広さは15㎡から20㎡程度のワンルームが中心です。しかし中には25㎡を超える物件もあり、複数人で使用できる物件もあります。
尼崎市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのはまずビジネスユースです。尼崎市は多くの企業が営業所、工場などを構えています。これらの企業へ長期出張や単身赴任する際にウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられるのです。また、関西を長期的に観光する場合、尼崎市は大阪市や神戸市に近いというメリットもあり、交通網も発達しています。このため、観光目的でも十分に利用が考えられるのです。価格帯も多様性に富んでいる尼崎市のウィークリーマンションやマンスリーマンション。利用者にとっては選択の幅が広がっています。
尼崎市のアクセス・交通事情は？
尼崎市は鉄道網が発達しており、大手鉄道会社の主要な幹線が走っています。市の中心駅は見出しにくいものの、JR尼崎駅、阪急神戸本線の園田駅、阪神本線の塚口駅が代表的な駅です。JR尼崎駅から大阪駅まで8分、阪急神戸本線の塚口駅から大阪梅田駅まで約12分の距離となっています。阪神本線だと尼崎駅から大阪梅田駅まで7分です。
JRは神戸線と呼ばれる東海道本線、宝塚線とも呼ばれる福知山線、そして東西線が走っています。大阪駅まで快速で約8分、神戸方面は三ノ宮駅まで15分です。
私鉄は阪急電鉄と阪神電鉄がしのぎを削っています。阪急神戸線で神戸三宮駅まで約30分、阪神本線だと尼崎駅から神戸三宮駅まで約15分です。
尼崎市内の路線バスは阪神バス、阪急バスなどが中心になって運行されています。多方面に走っていますが、代表的な方面は市内をはじめ、宝塚市、西宮市方面です。
尼崎市は高速道路としては、名神高速道路と阪神高速があります。名神高速道路の尼崎インターから東名高速道路の東京インターまで約6時間の道のりです。阪神高速は神戸線と湾岸線があります。湾岸線の尼崎末広出入口から梅田出入口まで15分ほどです。
尼崎市の各エリア情報
JR尼崎駅周辺
JR尼崎駅を中心としたエリア。神戸線と東西線の乗換駅でもあることから市内でも乗降客が多い駅のひとつです。周辺には大型のショッピングモールもあり、市内の商業地の中心となっています。尼崎中央病院の最寄り駅です。
阪神尼崎周辺
阪神本線の尼崎駅を中心とするエリアです。主要な鉄道路線の中ではもっとも南側に位置しています。近くに尼崎城址公園があることから古くは尼崎の中心でした。中馬病院もこの付近にあります。尼崎駅は川を渡るようにホームがあり、ペデストリアンデッキも川を渡るように設置されている珍しい駅です。
阪急塚口駅周辺
阪急神戸線の塚口駅周辺のエリアです。こちらも阪急伊丹線へ乗り換えることができます。駅の南側は駅前広場が整備され、乗換駅にふさわしい景観です。北側は昔ながらの商店街が残り、その背後には幅員のやや狭い住宅地が広がっています。池田病院もこの周辺です。
