西宮市とは
西宮市は兵庫県の南東部に位置する、人口約48万人の都市です。関西地方の主要都市である大阪市と神戸市の間に位置し、人口も神戸市、姫路市に次いで県下第三位となっています。
西宮市で全国的に有名なものといえば、甲子園球場でしょう。阪神タイガースの本拠地であるとともに、春夏の高校野球の全国大会が開かれる球場です。高校野球の聖地とも呼べる場所で単なる野球場以上の存在感があります。市内でも甲子園と名の付く地名や施設が多く、駅や小学校、地域名にもなっているくらいその名前が浸透しているのです。
西宮市は大阪市と神戸市に挟まれた立地のため、古くからベッドタウンとして開発されてきました。特に阪神電鉄や阪急電鉄は沿線に多くの住宅地を開発しています。甲子園をはじめ、昭和園、甲陽園といった「西宮七園」といわれる住宅地が大正から昭和にかけて開発されました。これらの多くは現在でも高級住宅地として残っています。
西宮市は阪神工業地帯に属しているため、沿岸部は重工業も発達しています。元々灘地区に隣接し、日本酒の産地として有名だった西宮市は沿岸の埋め立てによって一大工業地域となりました。JFEスチール、ニッカウヰスキーといった全国規模の企業が拠点を構えているのです。その一方で北部にある山口町地区では、高速道路網を活かして阪神流通センターが形成されています。
西宮市は地の利を生かし、今後も発展を続けていくことが予想されます。
西宮市の物件利用料の相場は?
西宮市内のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり2,000円から2,500円程度です。広さは15㎡から20㎡程度のワンルームが中心となります。少し駅から離れると1日あたり1,500円ほどの物件がある反面、駅に近い物件では3,000円を超える物件もあるのです。
西宮市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用目的で考えられるのはまずビジネスユースです。西宮市は多くの企業が拠点を構えています。これらの企業へ長期出張や単身赴任する際にウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられるのです。また、関西を長期的に観光する場合、西宮市は大阪市や神戸市に近いというメリットもあります。このため、観光目的でも十分に利用が考えられるのです。利便性や物件利用料など多様性に富んでいる西宮市のウィークリーマンションやマンスリーマンション。利用者にとっても使いやすい物件がそろっています。
西宮市のアクセス・交通事情は?
市の中心駅は阪神の西宮駅と阪急の西宮北口駅です。西宮駅からターミナル駅の大阪梅田駅までは約16分、西宮北口駅から大阪梅田駅まで約18分の距離となっています。反対方向の神戸方面は西宮駅から神戸市の中心駅である神戸三宮駅まで15分、西宮北口駅から神戸三宮駅まで約14分です。
阪神電鉄は先ほどの西宮駅を中心とした阪神本線と武庫川線を走らせています。一方の阪急電鉄は神戸本線のほか、今津線と甲陽線です。
JRは神戸線とも呼ばれる東海道本線と、宝塚線と呼ばれる福知山線が走っています。市内のJRの中心である西宮駅から大阪駅まで快速で約12分です。神戸方面は三ノ宮駅まで15分となっています。
西宮市発着の高速バスは大阪、京都といった関西方面や山陰地方が中心です。西宮北インターから大阪梅田まで約1時間となります。島根県の松江市までが約4時間です。
西宮市内の路線バスは阪神バス、阪急バス、神姫バスなどが中心になって運行されています。多くの方面に走っていますが、武庫川方面、夙川台方面、甲子園口方面などが代表的です。
西宮市は高速道路としては、名神高速道路、中国自動車道、そして阪神高速があります。名神高速の西宮インターから東名高速の東京インターまで約6時間の道のりです。阪神高速の西宮出入口から梅田出入口まで17分ほどかかります。
西宮市の各エリア情報
西宮駅周辺
阪神本線やJR神戸線の西宮駅があるエリアです。兵庫県立西宮病院もこの周辺にあります。市役所や大型店舗もある、西宮市の行政や商業の中心地です。西宮神社といった観光スポットもあることから、文字どおりの西宮市の玄関口となっています。
甲子園周辺
阪神本線の甲子園駅周辺のエリアです。ここは甲子園町、南甲子園といった地名にも甲子園が使われています。甲子園周辺は何もタイガースファンや高校野球ファンだけが集まっているわけではありません。市内でも有数の住宅地でもあるのです。周辺ではららぽーともオープンし、商業地としても店舗が集積しつつあります。明和病院もこの周辺です。
西宮北口駅周辺
阪急電鉄の西宮北口駅周辺のエリア。西宮北口駅は阪急神戸線と今津線の乗換駅でもあるため、市内でも多くの人が利用する駅です。西宮敬愛会病院もこの周辺にあります。阪急関連のショッピングモールもあり、交通利便性だけでなく店舗の利便性も高いエリアです。