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奈良県をもっと知る
奈良県とは 奈良県は近畿地方に位置する県で、その人口は約131万人です。県の区域は大きく北部から中部にかけての奈良盆地と、南部の吉野地域に分けられます。奈良盆地は奈良市を中心とし、盆地内はほぼ平坦です。平城京、藤原京といった古代の都はこうした地形のもとに造営されています。現在では盆地内は住宅地化され、奈良盆地内の都市は大阪や京都のベッドタウンとしての機能を有するに至りました。 一方の南部は紀伊山地に連なる山地です。山伏に代表される修験道が発達したのも吉野付近といわれています。当時は深山幽谷だったのでしょう。現在でも吉野地域は住宅地というよりも山地、ところどころに風光明媚な観光地がある、といった印象です。吉野の桜は全国にも有名な風景となっています。 奈良といえば、歴史ある県です。奈良時代という歴史区分もあります。それ以前の西暦200年代から700年代までは奈良は日本の中心でした。その痕跡は県内各地に見ることができます。桜井市の纏向遺跡や箸墓古墳、明日香村の石舞台古墳や飛鳥寺、橿原市の藤原京跡などです。そして奈良市も忘れることはできません。「奈良の大仏」で知られる東大寺や興福寺、春日大社など歴史を感じさせる場所が奈良市を中心として奈良県には数多くあります。 奈良県の主要産業といえば、先ほどご紹介した歴史の遺産を活用した観光業。奈良と京都は修学旅行の定番であり、小学校から高校のうちどこかで修学旅行のコースとして訪れた人も多いはずです。奈良県は歴史的な遺産、遺物も多く、その活用とともに保護も積極的に行ってきました。現在でも奈良市周辺は派手な広告や装飾は禁止されています。見慣れているファーストフード店やコンビニエンスストアの色合いが地味なものになっているのは、こうした規制があるためなのです。主要な社寺や施設は世界遺産に登録されているものもあります。法隆寺、東大寺をはじめ大和三山などです。奈良と京都は世界的にも観光資源に恵まれた地域といえます。 こうした観光業が強い一方で、宿泊施設が少ないという現状もあります。ホテルの件数は都道府県別でも最下位近く、客室数でもほぼ同様です。県は誘致を推進しているものの、コロナ禍もありここ数年はうまく進んでいません。今後の展開が待たれます。 奈良県といえば神社仏閣をはじめとした歴史ある県。こうした認識は間違いではありません。その一方で大阪圏、京都圏の衛星都市を擁したベッドタウンを抱えている県でもあるのです。観光以外には大規模な産業に乏しい奈良県は外へ働きに出かける事情もあります。また、地価が都市部よりも割安であるということもあるでしょう。歴史と現代の事情をどのようにクリアしていくのか、奈良県がどのように進んでいくのか見守る必要があります。 奈良県のアクセス・交通事情は? まずは鉄道からみていきます。奈良県を走る鉄道は2社。JRと近鉄です。JRの駅数が33に対し、近鉄は90と近鉄のほうが多くなっています。列車本数も近鉄のほうが多いのです。さらに路線数も多く、主要な施設には近鉄の路線が乗り入れています。 JRは3路線。関西本線、桜井線、和歌山線です。JRには特急や急行などの設定がありません。新幹線との並走区間で特急がないことはありますが、県内全域で特急の設定がないのは珍しいことです。 関西本線は愛知県の名古屋駅から大阪府のJR難波駅を結ぶ路線です。名古屋駅から奈良方面への直通列車はなく、三重県亀山市の亀山駅などで乗り換えを要します。京都府木津川町の加茂駅以西は「大和路線」という愛称です。奈良駅からJR難波駅まで約50分で到着します。 桜井線は「万葉まほろば線」の愛称があります。桜井線沿線は万葉集に詠まれた名所や旧跡が豊富です。古墳や神社といったスポットも多くあります。かつて線内の畝傍駅にはこうした天皇陵や神社を参拝する皇室関係者のための貴賓室さえ備えていたのです。奈良駅からもう一方の終点である大和高田市の高田駅までは約45分の道のりとなっています。 和歌山線は王寺町の王寺駅から和歌山県和歌山市の和歌山駅を結ぶ路線です。かつての奈良から和歌山をつなぐ街道に沿って建設されました。高田駅から和歌山駅まで和歌山線でたどると約1時間45分かかります。 近鉄は大阪線や奈良線といった主要幹線から支線、鋼索線まで入れると12路線が運行しています。鉄道会社の合併を繰り返した結果このようなかたちとなりました。 大阪線は大阪市の大阪上本町駅から三重県松阪市の伊勢中川駅を結ぶ路線です。伊勢中川駅から名古屋方面や伊勢方面に向かう近鉄の基幹路線とひとつとなっています。大阪と名古屋、大阪と伊勢志摩を結ぶ特急も頻繁に通る、近鉄にとってのドル箱路線です。大阪難波駅から橿原市の大和八木駅まで約30分の行程となっています。反対方向の近鉄名古屋駅から大和八木駅は約1時間40分です。 奈良線は近鉄の前身である会社の創業路線でもあります。奈良線は大阪府東大阪市の布施駅から奈良市の近鉄奈良駅の区間です。列車の始発は大阪難波駅であることが多いため、大阪難波駅が実質的な始発終着駅となっています。大阪難波駅から近鉄奈良駅までは約35分の所要時間です。 南大阪線は大阪市の大阪阿倍野駅から橿原市の橿原神宮前駅の路線です。南大阪線は古墳や山地を避けて敷設されたため、カーブが多くなり、それが制限速度を抑える要因となっています。大阪阿倍野駅から橿原神宮前駅まで特急で約35分です。 近鉄はこれら主要路線のほか、橿原線、天理線、御所線といった多くの路線を抱えています。また、大阪メトロや京都市営地下鉄とも相互乗り入れを行っていることから奈良県内からこうした地下鉄まで乗り入れることが可能です。鉄道だけでなく、バス事業なども行っていることから、奈良県は近鉄王国とも呼べる状態となっています。 奈良県の高速道路事情はやや特殊です。県内を走る高速道路は西名阪自動車道のみ。それも18kmあまりと、都道府県の中でもっとも短いものです。このほか有料道路として南阪奈道路と第二阪奈有料道路があります。それ以外では国道24号線や25号線のバイパスは高速規格並みの道路となっており、無料で走行することが可能です。西名阪自動車道の天理インターから阪神高速の梅田出入口まで約45分で到着します。 奈良県の各エリア情報 奈良市 奈良県の北部にある人口約35万人の都市で県庁所在地でもあります。古くは日本の中心であり、平城京が置かれていた時代は日本の首都でもありました。現在の奈良市はこうした歴史の産物である神社仏閣を目的とした観光が主要産業です。それとともに大阪市や京都市のベッドタウンでもあります。 大和高田市 奈良県の中西部に位置する、人口約6.1万人の都市。岩手県の陸前高田市や広島県の安芸高田市などとともに高田を市名としています。大和高田市は奈良県中西部の中心都市です。昼間人口は多く、人口密度は県内で最大となっています。 大和郡山市 奈良県の北部、奈良市の南西部に位置する人口約8.2万人の都市です。金魚が特産で輸出もされています。「全国金魚すくい選手権」が開催されるなど、今や恒例のイベントです。西名阪自動車道沿いには工業団地もあり、大手企業の工場や営業所が建ち並んでいます。 天理市 県の北中部にある人口約6.2万人の都市です。天理教の本拠地があり、市名は天理教にちなんでいます。こうした私的な団体にちなむ市名は天理市のほかはトヨタ自動車の豊田市と限定的です。交通網として西名阪自動車道と国道25号があり、交通の要衝となっています。 橿原市 奈良県中部の都市で人口は約12万人。奈良市に次ぐ県内第二の都市です。平城京以前の都が市域にあり、かつて首都だったこともあります。市内の橿原神宮をはじめ、歴史的な文物には事欠きません。世界遺産に登録されているものもあります。近鉄大阪線と奈良線の乗換駅である大和八木駅も橿原市です。 桜井市 奈良県中部に位置する人口約5.4万人の都市です。縄文時代からの遺跡があり、邪馬台国の跡ともいわれる纏向遺跡、卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳もあります。市内の田畑からも土器片が簡単に出土することから、歴史を感じさせるまちです。産業としては県内各地からの木材の集積地であることから、製材業がさかんとなっています。 五條市 奈良県の南西部に位置し、その人口は約2.7万人。和歌山県にも接しています。古くは奈良と和歌山を結ぶ街道が通っていました。そうした経緯もあり、JR和歌山線が通り、駅前には立派なバスターミナルもあります。山地が多いことから、産業は製材業、割りばしの生産がさかんです。吉野川を利用した観光やな漁、オートキャンプ場なども充実しています。 御所市 奈良県中部に位置する都市で、人口は約2.3万人です。「ごせし」と読むため、難読地名であげられることもあります。古くから発達した地域であり、5世紀ごろの遺跡も発見されました。市内の葛城山には近鉄が運営するロープウェイがあり、観光地のひとつとなっています。 生駒市 県北西部にある人口の約12万人の都市。大阪府に隣接し、近鉄線を利用すれば容易に通勤できることから、大阪のベッドタウンとして機能しています。大阪圏への通勤率は県内でもっとも高率です。生駒山は上部まで住宅地化しています。 香芝市 県中西部に位置する、人口約7.8万人の都市です。大阪府の羽曳野市などと隣接していることから、大阪とのつながりも深くなっています。こうした立地もあり、市内では大規模な住宅開発も行われ、人口は昭和から平成にかけて急増しました。大規模開発はひととおり終わったものの、県内でも人口増加率の高い都市となっています。
奈良県の市区
奈良県の沿線