福岡市のウィークリー・マンスリーマンション

福岡市とは
福岡市は福岡県の西部に位置する、人口約163万人の都市です。福岡市は福岡県のみならず九州でも最大の都市で、全国的にも東京都を除いた横浜市や名古屋市などに次いで5番目の規模を誇ります。古くから博多の地名で中国などの東アジアの国とも交易で栄えた商人のまちでした。今でもこのポジションは変わりません。何しろ福岡市は東京よりも韓国のプサンや中国の上海のほうが距離的に近いのです。こうした国際都市としての側面は福岡市の地名をますます高めています。
福岡市は日本の西の玄関口である一方、九州の玄関口、出入口でもあります。幹線道路や鉄道網のほとんどは福岡市を経由しているのです。空港も市内にあります。九州が炭鉱で栄えていた昔は石炭の集積地でもありました。石炭はなくなったもの、九州地方の人やモノの流れは福岡市を中心にまわっているのです。
かつては商人町の博多と武家の町である福岡は別のまちでしたが、合併し福岡市となりました。今では博多駅のある地区はビジネス街に、福岡のはずれにあった天神が商業地域となっており、その地位は変遷を続けています。

福岡市の物件利用料の相場は？
福岡市内でも中心部のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり2,000円程度からです。主要駅から徒歩圏の物件だと1日あたり3,000円を超えるような物件もあります。広さは20㎡から25㎡程度のワンルームが中心です。一方、福岡市でも郊外では1日あたり1,500円程度から借りることができます。九州の玄関口の機能を持つ福岡市は観光目的、ビジネス目的や就学目的など多く用途でウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用することが考えられます。海外からの旅行者が使用することも想定できるでしょう。九州の各地への交通網が集中している福岡市はウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用しやすい環境にあるといえます。

福岡市のアクセス・交通事情は？
鉄道について、最初は新幹線です。博多駅からは東海道・山陽新幹線が発着しています。東京までの所要時間は約5時間となっています。また、九州新幹線や2022年9月に開通する西九州新幹線のターミナル駅も博多駅です。鹿児島中央駅までは約2時間程度、長崎駅までは1時間20分となっています。在来線は博多駅を中心としてJR鹿児島本線とJR笹栗線があり、そして西鉄天神をターミナル駅としている西鉄です。地下鉄が3路線あり、博多駅や天神駅が中心となっています。
福岡市は高速バスもあります。西日本を中心に東京への便もあるのです。代表例として東京まで約15時間、大阪まで約9時間となっています。
路線バスは西鉄バス、昭和バス、JR九州バスなどが中心です。博多や天神周辺のバスターミナルを起点としてゆめタウン博多方面、福岡タワー方面など各所に走っています。
福岡市内には高速道路のインターチェンジは九州自動車道の福岡インターが市内にあります。東名高速の東京インターまでは約11時間30分の所要時間となっています。また、都市高速も開通しており、それが福岡高速です。環状線、香椎線などの6路線があります。

福岡市の各エリア情報
博多地区
JR博多駅があるエリア。博多駅は新幹線や在来線のほか、地下鉄の駅やバスのターミナルもあります。小野病院もこのエリアです。まさに博多地区は福岡市の玄関となっています。複合商業施設のキャナルシティ博多もあり、ビジネス街もあり、文字どおりの福岡市の中心です。
天神地区
博多地区と人気を二分するのがこの天神地区です。西鉄のターミナル駅があることから、天神地区も交通の要衝をなしています。博多地区がビジネス街とすれば、天神地区は商業のまち。デパートをはじめおしゃれなブティックなども建ち並んでいます。天神地区では再開発も盛んです。「天神ビッグバン構想」と名付けられたその計画は老朽化した建物を建て替えることにより、地区を活性化しようとしています。
西新地区
天神地区から西へ4キロほどの場所にあるエリア。福岡市の副都心をなしています。西新地区は博多地区、天神地区に次ぐ繁華街なのです。福岡市早良区に位置し、福岡市西部では最大の繁華街を形成しています。大学も多く点在することから、文教地区として人気です。近年こうした閑静な住環境が人気となり、学生だけでなく、ファミリー層も引っ越してくるようになっています。