佐賀市とは
佐賀市は佐賀県の南東部に位置する都市です。佐賀県の県庁所在地であり、県内の政治・経済の中心となっています。その人口は約23万人で佐賀県では最大の人口です。佐賀市は平成の大合併で周辺町村を合併したことから、その市域は有明海から背振山地にまで及び、県境も兼ねています。このため福岡県の福岡市とも隣接し、県庁所在地同士が隣接している珍しい状態となっているのです。福岡市と接しているとはいえ、交通網は東部の久留米市や鳥栖市を経由して福岡市とつながっているのが現状です。鉄道や高速道路もこれらの都市を経由しています。
非常に広い市域を持つ佐賀市、これは平成の大合併によって市域が4倍近くに広がった結果です。市の中心は旧佐賀市であり、ウィークリーマンションやマンスリーマンションも旧佐賀市域に集中しています。「佐賀には何もない」とかつて歌われてしまった佐賀市。それでも古くから発達してきた都市であることは間違いありません。佐賀藩時代からの遺構やバルーンフェスタといった観光資源も多く抱えています。福岡市へ通勤することも可能です。佐賀市の今後の発展にも注目しましょう。
佐賀市の物件利用料の相場は？
佐賀市内でのウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は1日あたり2,000円から2,500円程度です。中心は20㎡程度のワンルームです。ウィークリーマンションやマンスリーマンションが所在するのは、佐賀市でも中心部になります。福岡市内から佐賀市までは電車で40分程度、運賃は片道2,660円です。時間や手間を考えると佐賀市内でウィークリーマンションやマンスリーマンションを借りることもひとつの手段となります。1週間以上の出張であれば、ビジネスユースでウィークリーマンションやマンスリーマンションの利用は十分に考えられるのです。
佐賀市のアクセス・交通事情は？
佐賀市には市内に佐賀空港を有しています。国際線は中国の西安行き及び台湾の台北行きです。国内線はANAが羽田空港、スプリング・ジャパンが成田空港を結んでいます。いずれの路線も所要時間は1時間40分から45分程度です。
鉄道はJR長崎本線が横断しており、他に唐津線があります。長崎本線の駅はJR佐賀駅をはじめとして4駅、唐津線は久保田駅です。珍しいところでは、バルーンフェスタ開催中に限り開設される「バルーンさが」駅があることでしょう。この駅はバルーンフェスタの期間中のみ利用できます。佐賀駅から東京駅までは特急や新幹線を乗り継いで約6時間30分前後、福岡駅までは特急で約40分です。
佐賀市は高速バスで大阪市や福岡市とつながっています。その路線のバス事業者はWILLERやユタカ交通です。大阪梅田から佐賀駅バスセンターまで夜出発で朝着の便でおよそ10時間から11時間かかります。また、佐賀市発着の高速バスはもうひとつあり、福岡市の天神や福岡空港方面の路線です。これらはそれぞれの目的地を1時間15分から30分程度で結んでいます。
佐賀市は市民の足としてバスも活用されています。その中心を担うのは佐賀市交通局の市バスをはじめ、昭和バス、祐徳バスなどのバス事業者です。佐賀駅バスセンターや県庁前を中心として、佐賀空港線、県庁舎・佐賀城跡線、平松循環線といった路線が張り巡らされています。
高速道路は長崎自動車道を幹線として、有明海沿岸道路、佐賀唐津道路があります。長崎自動車道は鳥栖ジャンクションを経由して九州各地へ行くことが可能です。佐賀大和インターから福岡インターまではおよそ30分となっています。
佐賀市の各エリア情報
佐賀市街
JR佐賀駅を中心とした地域です。佐賀県庁、佐賀市役所をはじめとした行政機能、佐賀城跡や大隈重信記念館などの観光施設、さらには国立佐賀病院や佐賀県医療センター好生館などの医療機関もこの地域に集中しています。ウィークリーマンションやマンスリーマンションもこうした利便性の高い地域に多く建築されているのです。
佐賀平野地域
長崎自動車道を境として、その南側は佐賀平野。佐賀市街もその中の一部分を構成しています。佐賀平野は平坦でほとんど丘陵地がないのが特徴です。こうした地形は住宅団地の開発には有利に働きます。佐賀市はいわゆる車社会のため、鉄道沿線よりも幹線道路沿いを中心として開発が進められてきました。
背振山地地域
長崎自動車道より北側は背振山地です。標高は高くないものの、比較的急峻な地形が続いています。こうした地形上の事情もあり、佐賀市は北側で福岡市と接しているにもかかわらず、直接のアクセスは多くありません。東部の久留米市や鳥栖市を経由しているのは、こうした背振山地の特性があるからです。
