福岡県福岡市中央区は？
福岡市中央区は、福岡市のほぼ中央に位置する人口約165万人(2024年3月)の大都市です。 区の西境と東境それぞれ南北に流れる樋井川と那珂川、北側には博多湾が広がっています。大型商業施設、市役所や金融機関、オフィスビルなどが数多く置かれ、九州北部の政治・経済の中枢を担う福岡市の中心部にあたる区です。九州最大の歓楽街である天神をはじめ、大名といった若者文化の流行発信の中心地としても栄えてきました。
また天神地区は、鉄道網・バスなどの交通拠点となっており、九州随一の繁華街として内外から多くの来訪者で賑わいを見せています。
交通網が発展し商業施設や観光スポットも多く、都心部として活況する一方で、整備された都市公園は区面積に占める割合の10％を超え、自然を身近に感じることができるのが福岡市中央区の特長です。福岡城の本丸址を中心とする公園「福岡城跡」、外濠の「大濠公園」、動植物園のある「南公園」、天然芝の「天神中央公園」など、代表的な公園がいくつも点在しています。歴史・文化に触れ合う場所も随所に見られ、「福岡市博物館」国史跡の「鴻臚館跡」や「平尾山荘」「貝原益軒墓」。歴史的文化遺産や遺跡も数多く残され、訪れる人の憩いの場となっています。また、大規模地下街の「天神地下街」の風情を残す街並みは、華やかさだけでなく古風な情趣そなえる福岡市中央区ならではの美景です。
プロ野球チーム(福岡ソフトバンクホークス)の本拠地球場「福岡PayPayドーム」や、大型ショッピングモール「福岡パルコ」、「福岡タワー」、アトラクションや体験型ミュージアムなどが楽しめるエンターテインメントビル「BOSS E・ZO FUKUOKA」、「長浜ラーメン」で知られる長浜地区は、福岡市中央区を代表する人気の観光エリアとなっています。
近年では中央区エリアの注目度上昇がシナジー効果を生み、観光客・居住者共に増加の傾向にあります。
中央区は、７世紀後半～11世紀にかけて対外交流の場として迎賓館の役割を果たした「鴻臚館（こうろかん）」が置かれ歴史の表舞台に登場し、徳川幕府成立後、約270年の長きにわたり福岡藩の城下町として街が発展する礎となりました。往古来今にわたり繫華し続けている福岡市中央区は趣ある魅力的な街です。
福岡県福岡市中央区の物件利用料の相場は？
福岡市中央区のウィークリーマンションやマンスリーマンションの物件利用料は一日あたり2800円～4500円程度です。広さは20㎡前後のワンルームが中心となっています。
福岡市中央区は、九州、福岡屈指の商業集積地である天神・大名・今泉周辺の商業ゾーンをはじめ、明治通り・昭和通り沿いのオフィス街など、市役所や行政機関、オフィスビル群など、商業地域の要となる区として活躍しているエリアです。その為、単身赴任や出張、転勤などでウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用する人の需要が高い地域です。また福岡市中央区は話題の観光スポットも多く、毎年国内外から多くの観光客が訪れるエリアでもあります。天神地区は、鉄道・バス網の起点となる交通の中枢を担っており、また近年は外航クルーズ客船の寄港によるルートも開拓されるなど交通利便性が飛躍的に向上し、気軽に行き来しやすくなった事で、国内外問わずたくさんの旅行者のウィークリーマンションやマンスリーマンションの需要も増えています。
福岡市中央区のアクセス・交通事情は？
福岡市中央区には、西鉄天神大牟田線、福岡地下鉄（空港線、七隈線）が乗り入れています。また、天神駅から福岡空港までは約15分。福岡市内や近郊・遠郊共にアクセスが良好な立地です。
【鉄道】(天神大牟田線)／西鉄福岡天神駅・薬院駅・西鉄平尾駅 (空港線)／唐人町駅・大濠公園駅・赤坂駅・天神駅 (七隈線)／六本松駅・桜坂駅・薬院大通駅・薬院駅・渡辺通駅・天神南駅：福岡市中央区の主要駅は、天神駅・六本松駅・大濠公園駅になります。
【バス】西日本鉄道（西鉄バス）／バス停留所：134ヶ所 (西鉄天神高速バスターミナル)西鉄福岡天神駅の駅ビル、ソラリアターミナルビル3階に設置されています。西鉄が運営しており、西鉄高速バスを中心とした福岡市内を発着する高速バスの運行拠点となっている、福岡市を代表するバスターミナルです。福岡市中央区の中心部、天神に位置するバスターミナルの一つであり、高速バスおよび、特急便・急行便などの中長距離路線のバスが発着しています。高速路線バスの年間利用人数は九州随一で、全国規模でもバスタ新宿に次ぐ利用者数を持つバスターミナルです。 (昭和自動車)都市間バス「からつ号」「いまり号」「いと・しま号」
さまざまな方面に路線図が配置され、バスの交通網が発達し非常に便利なため、福岡市民は移動手段として「バス」をよく利用します。バス停やバスの本数も多く、天神や博多駅に行くのに初乗り運賃で10分以内で行くことができ、交通の便がとても良いです。
福岡空港へは天神や博多から乗り換えなしのシャトルバスが運行されています。
国内線出発ロビー前で降車できるので、迷うことなく飛行機に乗れます。
地下鉄、バスなどの公共交通手段の利便性が抜群に良いです。日中は本数が多いので時刻表もあまり気にせず飛行機、新幹線にも安心して乗り継ぎできます。
【航路】天神中央公園（福博であい橋)～能古島：水上バス「福博みなとであい船」発着
(土日祝日)3往復
【有料道路】福岡高速環状線:天神北出入口→（荒津大橋)→西公園出入口
福岡市中央区の各エリア情報
(天神・薬院エリア)
九州最大の繁華街「天神」、福岡市の最先端を行くオシャレな街「薬院」が所在し、多くの人が行きかう活気あるエリアです。パルコ・ソラリアステージ・LOFTなどの商業施設、大丸・三越・岩田屋などの老舗百貨店、古くからの店が軒を連ねる新天町、モダンな天神地下街、老若男女が楽しめるエリアです。グルメ天国としても知られており、安くておいしい店が多く、またディスカウントストア、スーパーなどでは何でも揃う利便性の高い環境です。
イベントホール「アクロス福岡」、明治時代に建設された重要文化財「旧福岡県公会堂貴賓館」や「福岡市赤煉瓦文化館」、「天神中央公園」、「水鏡天満宮」、天神の真ん中に鎮座する「警固神社」など、穴場スポットや観光スポットがいくつも点在する人気のエリアです。
(大濠・六本松エリア)
大濠は高級住宅街として有名で、天神や博多など都心へのアクセス良好、在福岡米国領事館があり治安面も向上な住みやすい環境です。日本でも有数の水景公園で、夏には花火大会の会場として親しまれている「大濠公園」、伝統的な庭園技法による古典美に近代性を盛り込んで作庭された「大濠公園日本庭園」、都会のオアシスとして人々の憩いの場となっています。春の新緑、夏の青葉、秋に紅葉、冬の枯木など、四季折々の自然美を堪能できます。
福岡市の西南部と都心を結ぶ拠点である六本松は、かつては九州大学六本松キャンパスを中心とした学生街として賑わいを見せていました。今は高層マンションが立ち並ぶ活況な副都心として近代化した六本松ですが、昔ながらの街並みや住宅地、昭和の香り漂う路地裏は、現代とレトロが融合するニューレトロな風情です。「福岡市美術館」「福岡市科学館」などアートや科学を体感できるスポットや、「福岡城跡」「鴻臚館跡展示館」といった歴史や自然を感じる場所が共存しているのもこのエリアの特性です。
(小笹エリア)
鴻巣山や小笹南公園、福岡市動植物園、平和中央公園など自然と隣り合わせで、緑多くリフレッシュできる自然豊かなエリアです。スーパーや銀行、病院などの施設が充実しており、エリア内で生活のすべてが完結する便利な生活圏です。またバスでは天神や博多まで乗り換えなしで行ける交通利便性も高く住みやすい地域です。
(警固エリア)
商業地区と生活地区が混在するエリアです。国体道路より南側に位置し、西は桜坂までの広範囲に渡る地域一帯で、人気の薬院、大名、赤坂に隣接する好アクセス地域。エリア内には小中学校や高校が点在し、学生や家族世帯が多いエリアです。
(舞鶴、長浜エリア)
天神の北側に位置する舞鶴・長浜エリアは、全国でも有数の鮮魚市場があり、市場関係者に作られたのが起源とされる『長浜ラーメン』発祥の地でもあります。ラーメン屋が多く、夜は屋台のネオンで彩られたベイサイドはレトロなムードを感じさせます。天神まで徒歩圏内、都市高速「天神北インター」もあり、都心、郊外ともにアクセスが良い立地です。ベイエリアならではの風景が広がるシーサイドタウンです。
